自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2011年4月27日水曜日

花粉回避旅行 23日目(ギリ・トワンガンからギリ・メノへ)

2011年3月22日

<朝の散歩>
7:15 ギリトワンガンから見る日の出

前方はギリメノ、その後方は、雲にかかって見えないがロンボク島のリンジャニ山(3726m)




ブダイかベラの類ですが、道端で魚を焼いていました。



後ろの木に直径2cm位の実が生っていましたが、それを手にのせてポーズをとってくれました。
ブドウのようなヌメリの果肉が少し付いていましたが、ほとんど種ばかりでしたが、




<パブリックボートの売り場を尋ねただけなのに、その男に通常の2.5倍高いチケットを買わされた話>

ギリメノへ行くバブリックボートの出港は9時と聞いていたので、8時半頃、船着場近くで、チケット売り場を聞いたところ、「ここだ。」と言う。

その男は、近くに居た子供に何か言って走らせ、しばらくしてその子が戻り、ギリメノ行きのレシート(兼チケット)を渡してくれた。
価格の欄にはふにゃふにゃと書いているので数字が読めないが、5000ルピアとの事。

「船が来るまで、ここで待て。」と言う事で待っていたが、「船が来たので行け」と30m程向こうの船を指差す。
で、そこまで30m程歩くと、そこにバブリックボートのチケット売り場があり、その前の浜にこれから乗る船が泊まっているのです。

チケット売り場で、さっき買ったギリメノ行きのレシート(兼チケット)を見せて、「price欄にいくらと書いているのだ?」と聞くと、「ここで買うと2000ルピアだが、業者は色々な値段で売る」との事で、price欄にはふにゃふにゃと書いているだけで、数字は書いていないらしい。

出港間際まで、あそこで足止めする等、頭の良いやつでした。


9:42 ギリトワンガンを9:30に出港したが、すぐにギリメノ到着




客引きに連れられてきたバンガローに決める。
朝食付き100,000ルピアですが、ギリトワンガンの150,000ルピアよりずっと良い。




この島は南北2Km、東西1Kmの楕円形の島ですが、一周して、4箇所でシュノーケリングしました。

南端は波が大きく、サーフィンポイントです。ここは、シュノーケリングにはきついのですが、その他は何処でも、砂浜から70m程沖に珊瑚礁があり、楽しめました。(そこまでは、石か岩の浅い海底)

雨季でしたが、水はクリアーで、サンゴを食べている亀や群れる魚が沢山見られました。
(同時期にタオ島やピピ島でダイビングした事もありますが、ここギリメノの方がクリアーでした。)

買ったばかりのオリンパスの防水カメラが故障した為、海中写真が撮れなかったのは残念です。

12:25 東側のビーチ(前方の島はギリアイル)



この島の野花(野草があるので野花もあり)









この花は、時間が経つと赤くなるようです。



南東側(前方の島はロンボク島)



南西側(右前方の島はギリトワンガン島)
この木は、パイナップルが生る木です。



直径15cmはあるのですが、食べられないか?



南西側(前方の島はギリトワンガン)



南西側のビーチです。
このビーチの100m程沖は、ひっきりなしにシュノーケリング船がやってくる、ポイントです。
(珊瑚礁も魚も多い。)



ギリトワンガン島とシューノーケリング船



ここで、ビンタンと魚(ライス付きで50000ルピア)、と



持参していたナシブンクスを食す。



学校はギリトワンガンにありますが、この島の子供たちが船で下校してきました。



水浴びする子供達










ギリメノの西側ビーチは人が少なく良いビーチでした。

2011年4月25日月曜日

花粉回避旅行22日目(ウブドからギリトラワンガン)

2011年3月21日

日本は地震と放射能で危険な状態になっていると思われているらしく、「日本から逃げてきたとのか。」と会う人毎に言われます。
日本はそんなにリスクの大きい状況ではないと説明するのですが、皆さん怪訝な顔をされます。

このコテージの大家さんにも、「長期滞在するのであれば、安くする。」、「こっちで家を建てるのであれば俺の土地に建てても良い。」と言われました。


昨日、ウブドからギリトラワンガンへのシャトルバスを予約しましたので、今日移動します。

早々に目が覚めたので、ピックアップ時間(6時30分)の2時間前から部屋でスタンバイしていましたが、5時45分頃、ドアがたたかれました。

私の時計がジャワ時間のままで、1時間遅れていた為ですが、既に6時45分を過ぎており、運転手と大家の息子が起こしに着てくれたのでした。


車で1時間程走り、バタンバイ港に到着。

出港を待っている時、運転手がナシ・ブンクス(ナシは”ご飯”でブンクスは”包む”の意で、ご飯とトリ等のおかずを紙で包んだ弁当)を食べるのを横で見ていた。
最初に、ご飯を少し取って握りまわしてから捨てた。

なるほど、手をきれいにする為なのだ。食後は、ペットボトルの水で右手を洗っていた。

私もナシ・ブンクスを買って、真似して食べました。(5,000IDR)



乗った船は、右端に見えるタイプの高速船ですが、この辺りの伝統船ダブルアウトリンガーカヌーが写真中央に写っています。



9:20 バタンバイ港を出港。



バリ島にも成層火山があります。(アグン山らしい。)
要するに、インドネシアのジャワからこの辺り一帯は、火山の帯島なのだ。







ギリの方が手前にあるのですが、この船は先にロンボク島に着けた後、ギリトラワンガンへ向かいました。

11:35 ロンボク島




船は桟橋の無い砂浜に着きましたので、バンサール港ではなく、近くの浜に着けたのだと思います。



12:10 ギリトラワンガンに到着
(乗ってきた船)



船待ちの人
荷物を持っていないので、隣の島へ行く人かと思われますが、欧米の若い人が多い。
向こうに見える船はダイビングの船です。



12:38 
ギリの海はバリ島のクタ等に比べてやはりきれいです。
濁った水が流れ込む雨季は、透明度が悪いのですが、沖の小島では影響が小さいのかもしれません。
向こうの島はロンボク島



向こうの島は、ギリ・メノ


この島には、レストランもダイブショップもバンガローも沢山ある。
ダイビングは2ダイブ650,000IDRと安い。

今はオフシーズンで、まだましだそうですが、それでも狭い島に人口密度が高く、イスラム学校のお経と合わさってうるさい。
折角の島暮らしなのに、こう人が多いと興ざめです。
明日、ギリメノに移ることにしました。


<今日の支出>
シャトルバス+船(ウブドからギリトラワンガン) 300,000IDR
ナシ・ブンクス                      5,000
昼食                         100,000
バンガロー                     140,000
ビール                         30,000
トマト(6個)                        5,000
タマゴ(3個)                      5,000
水                            5,000
ナシ・ブンクス                    10,000
(バリでは5,000IDRであったが、当然ですがギリでは10,000IDR)


2011年4月24日日曜日

花粉回避旅行 21日目(ウブド2)

2011年3月20日

ウブドの売りは、水田と信仰と美術(工芸や造園)のようです。

日本では、江戸時代の昔から読み書き算盤が重要視され、信仰や図画は年寄りか暇人の手慰みとされてきたように思います。

しかし、バリ島では、老若男女区別無く、本気でお祈りや信仰行事に参加していますし、工芸や庭作りも手慰みではなく、生きがいにしているように思います。


椰子やバナナに囲まれた美しい水田



ヒンズー教の神様は何処にでもいるそうですが、田んぼの神様もまつられています。




奥の建物も家寺です。



各家に家寺がありますが、村のお寺もあちこちにあります。

寺①
家寺には1日3回お供えするそうですが、村のお寺にもお供えに行きます。




寺②
大きなガジュマルのあるお寺







寺の中で、女の人はお供えの準備をしていましたが、男達はする事がないのか博打をしていました。
どこでも同じです。



寺③
このお寺では、演奏と踊りの練習




木工の工房はあちこちにあります。

田んぼ道にあった工房
農家の副業だそうですが、動物の彫り物が専門だそうです。










この工房は、魚を削っていました。



根っこ屋
根っこも芸術品、根っこのテーブルもあります。



意表をつかれますが、木片のボールも面白い。



首曲げ走り馬
(そこらに落ちている木の枝で作られているのです)



歩く馬、立ち止まっている豚、飛び跳ねようとする馬
(色々な動きを表現しようとしている。)



手の椅子
面白いけど売れるかな?



このキリンも売れるかなあ?







ここの人達は、写実的なものより、一捻りした非写実的なものが好きなようです。
(写実の対義語は抽象かもしれないが、抽象的な像ではちょっと変ですので非写実的としたが、的確な言葉が判らない。)









この面はヒンズーの仮面?



これは、ヒンズー教に関係するものだと思うが?



仏像屋もありました。




ガラス細工や陶芸も変わったものが多いのです。







泊まったコテージにはプールもありましたが、100,000IDRでした。(1000円)



安いコテージの庭も手入れが行き届いています。


食事したレストランの庭も凝っています。