自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2012年7月29日日曜日

2012年春旅行46日目 (カトマンズ)

2012年4月26日 晴れ

今日は、洗濯。その後、写真をパソコンに移し、インターネットで遊ぶ。

食材を買って、ホテルですき焼風の料理を作って食べたが、それなりに旨かった。

<今日の支出>
朝食(パン、ヨーグルト、豆)  120Rs
卵2個                                      15         
葱                                                  20
菜っ葉                                             5
豆腐                                              20
ヤギ肉                                          60
紐                                                    5
ナイフ                                            25
タバコ(マルボロ)                        120
水                                                   15
ビール大2本                               350
ビスケット                                       40
ホテル                                          480

2012年7月28日土曜日

エベレストトレッキングの総括(行程、コースタイム、費用、装備、感想)

<感想>
1)登山は苦労して登って達成感を求めるという趣がありますが、欧米で
   発展したトレッキングはちょっと違うようです。
  老若男女誰でも参加できる連泊ハイキングのようなもので、昼過ぎには
    歩行を止めロッジで寛ぎ、会話を楽しむといった風でした。

    欧米人が開発したこのトレッキングコースですから、その為の手はずが
    整っており、必要がある人には、ポーターやガイドがあり、人を乗せる
    馬もあり、ロッジもいたるところにあります。

2)ヒマラヤの自然は雄大で美しい。トレッキングコースは眺望が良く、
  天気は良く、気温も適温で快適であった。

3)1日1500円で暮らせるので安くつく。ロングステーしている欧米人もいる。


<行程>
  

カトマンズ(2012年4月11日)  TIMSカード、国立公園入場許可書、ツアー会社の見積もり

カトマンズ(2012年4月12日)   

1日目(2012年4月13日)    カトマンズ(8:50離陸)ールクラ(9:15-25)ーモンジュ(14:10)

2日目(2012年4月14日)  モンジョ(7:25)ーホテル・ビュー経由(12:00-25)ーキャンジュマ(13:00)

3日目(2012年4月15日)  キャンジュマ(6:50)ーパンポジェ(11:35) 
  
4日目(2012年4月16日)  パンポジェ停滞

5日目(2012年4月17日)  パンポチェ(7:20)ーティンボチェ経由(9:30)ートゥクラ(12:05)
 
6日目(2012年4月18日)  トゥクラ(7:10)ーゴラクシェブ(11:45) 
 
7日目(2012年4月19日)  ゴラクシェブ(5:45)ーカラパタールピーク(7:20-35)ーゴラクシェブ(8:10-40)ーエベレストベースキャンプ(10:45-11:30)ーゴラクシェブ(13:10)

8日目(2012年4月20日)  ゴラクシェブ(7:45)ーゾンラ(12:40)

9日目(2012年4月21日)  ゾンラ(6:30)ーチョラパス(8:30-9:00)ータナック(12:20)

10日目(2012年4月22日)  タナック(7:15)ーゴーキョ(9:00-30)ーゴーキョピーク(11:05-40)ーパンガ(14:45)

11日目(2012年4月23日)  パンガ(7:20)ークムジュン(14:00)ーナムチェ (15:40)

12日目 (2012年4月24日)  ナムチェ(7:30)ールクラ(14:30

13日目(2012年4月25日)  ルクラ(10:20離陸)ーカトマンズ (10:45到着)


<費用>
カトマンズからの今回のトレッキング費用は、合計で41,700Rs(41,700円)でした

 カトマンズからルクラまでの往復飛行機代:20750 Rs(20750円)
 空港使用料(2回)              ; 400 Rs(400円)
 国立公園入場料               : 1000 Rs(1000円)  
 TIMSカード                  ; 1600 Rs(1600円)
 12日間のロッジと食事代          ;18000 Rs(18000円)
 (1日の平均費用を1500Rsで計算したが、1200Rs位だったかもしれない。)

 * ( 空いていたので) ツインの部屋を1人で使えたが1日100Rs~300Rs。
    高地の方が高くなる。
 *食事代は下の方は1食400~500Rs、高地は 500~600Rs 。
 *昼は、カトマンズで買ったビスケット、或いはロッジで買ったクッキーを食べた。
 * このコースで日本の旅行会社に申し込むと、40万円~50万円するようだ。
   日本からの飛行機代も含まれていますが、FIXで買えば10万円位で買えると
  思うので、 日本とカトマンズの両方の旅行会社のマージンが入り随分高くなる。

 *同じコースの一人トレッキングについて、現地の旅行会社の見積もりは11万円でした。
   が、頼まないで、1人で手配したのでかなり安くついた。 
  (見積もりに含まれるサービスは、飛行機、TIMSカード、国立公園入場料、
   ガイド、食事、宿泊)

 *この旅行会社にガイド代を尋ねたところ、1日20USDとの事。
  後日、ロッジで出会った何人かのガイドに直接聞いたところ、ガイドは1500Rs、
  ポーターは1000Rsが相場。

 * ホテルが連絡したらしく、飛行機やTIMSカード等の手当てが終わった後にやってきた
   別のツアー会社のガイド代のみの見積もりは50000Rs 。
   (ガイドに渡す費用は、1500Rs*12日=18000Rsで、32000Rsがツアー会社の
   マージンとなる。)
  
<必要な装備(2012年4月中旬の場合)>

 *ザック(要)

 *ビスケット(無くても良い。いたる所にロッジがあるので昼食はそこでとれる。
  また、ロッジでクッキーやビスケットが買える。しかし、カトマンズで買うと安上がり。)

 *懐中電灯(重要)

 *シュラフ(使うとたたむのが面倒なので、今回は使わなかった。ただ、混んでいて
  布団が足りない事があるのかもしれない。
  またロッジの布団はシーツが無いので、自分のシュラフに寝た方がましという
  考え方もある。)

 *シーツ(?。無くても済ませるが、他人が寝た布団で寝るのは気持ちが悪い。
   今回持参して良かったと思っている。 )

 *薄地の股引(行動時のズボンは汚れているので、寝るときにヒートテックの
  股引に履き替えた。寝心地が良い。)

 *カメラ(要、スペアーもあった方が良い)

 *充電器(要。今回忘れたので動画や写真が十分撮れなかった。)

 *着替え(要ると思う。が、私の場合は下着もシャツもズボンも持っていったが、
   面倒なので着替えなかった。乾燥しているので気にならない。)

 *手袋(要。カラパタールピークに登った時、日の出前に出発したが、その時に使った。
  日の出後は要らない。)

 *登山靴(要。今回、3ヶ月かけて中国とネパールとインドを旅行するので、
  ゴアテックの登山靴を持ってきたが、軽くて良い。)

 *靴下(要。 カラパタールピークに登った時、日の出前に出発したが、その時毛糸の
   靴下1枚では足の指先がチンチンしてきた。しかし、日が出ると急に暖かくなる。) 

 *ゴーグル(絶対要。紫外線が強いので、サングラスではなく、周囲も囲った登山用
      或いはスキー用のゴーグルが要る。欧米の連中は格好の良いゴーグルをして
  いたのに対して、私は100円ショップのサングラスをしていたが、ファッションで負けた。
  サングラスで顔を覆っているので、イケメン度合いよりもサングラスの方が重要。

 *ゴーグル紐(直ぐに置き忘れるので、肩に掛けられる紐が要る。)

 *帽子(要。私の場合、中国で10元で買った帽子をかぶっていたが、欧米の
  連中にファッションで負けた。格好良さは帽子とサングラスで決まる。)

 *帽子紐(要。斜面の中腹を歩くので、急に風が吹く事があり、シャツと繋いで
  おくストッパーが要る。)

 *日焼け止めクリーム(絶対に要る。)

 *リップクリーム(今回忘れたので唇がガサガサになった。空気が乾燥しているので要る。)

 *顔に塗るクリーム(今回持っていなかった。紫外線が強く空気も乾燥しているので、
  顔の皮膚がパサパサになり、むけた。)
  
 *地図(絶対要)

 *磁石(絶対要)

 *ダウンジャケット(要。昼間は要らないが、夜は冷えるので着た。カラパタールピークと
  ゴーキョピークは持っていった。)

 *服装(日の出前はTシャツの上に長袖シャツ、日が出るとTシャツだけで良い。)

 *歯磨き道具(下の方は使ったが、上のほうでは面倒なので使わなかった。下の方は
   洗顔用の水があるが、上の方はないので、ペットボトルに水を入れてもらって外で
  歯磨きする事になる。)

 *電気剃刀(持っていったが使わなかった。ほとんどの人が自然に伸ばしている。)

 *本とウオークマン(要。トレッキングは昼過ぎに行動を止め、ロッジで寛ぐ事になるが、
  ロッジに着いてからの時間が長い。今回カトマンズの宿に置いてきた事が悔やまれた。)

 *ペットボトル或いは水筒(要。今回は1Lと0.5Lのペットボトルを持っていった。
  ロッジでdrinking water を入れてくれる。)

 *タバコ、ライター、非常食等(どのロッジでも買えるが2,3倍になる。しかしネパールは
  物価が安いので、2,3倍になってもしれている。

 *トイレットペーパー(要。ロッジでも買えたと思う。)

 *スティック(?。チョラパスの斜面に雪があった場合の事を考えてピッケルの
  代用として、カトマンズで150Rsで中古のスティックを買ったが、今回使わなかった。
   チョラパス の平坦部に雪はあったが、斜面には雪がなかった。)

 *目薬(要。紫外線が強いので、この12日間で相当目が痛んだと感じている。)


 <その他>
1)ガイドの要否について
  私の場合は、必要でなかった。ただ登山経験の少ない人、地図が読めない人、
  外国人とのコミュニケーションが苦手な人は、ガイドを雇った方が良い。
  ガイド代は、1日1500円と安い。
2)カトマンズに何でも売っているし、ルクラとナムチェにも登山道具も含め
  色々売っているので、日本からあまり物を持っていかなくて良い。
3)何事も複数の見積もりを取って決めないと、相場から外れた高額の請求を
  される。

2012年7月26日木曜日

2012年春旅行45日目 エベレストトレッキング13日目(ルクラからカトマンズ)

2012年4月25日 晴れ  

オープンチケットを持っていたが、ロッジの親父がブッキングしてくれた。(10時発)

朝食後、飛行機の離着陸を見学する。
ルクラ飛行場( テンジン・ヒラリー空港) の滑走路は500m程しかなく、また勾配が付いている。
小型機しか離着陸できないが、制動が効かず手前の壁にぶち当たったという事故もあるそうで、世界中で最も着陸の難しい飛行場だそうだ。


7:38
前面の山に沿って左側から飛んできて、滑走路の正面でこちらに向きを変えて、飛び込んでくる。 
下の写真の中に飛行機が入っているが、小さくて判らない。
327


上の写真を拡大すると、飛行機が見える。
7:38
327-001
7:38
328
7:38
329


7:39
最初の写真から30秒で到着。
331


離陸
滑走路に勾配があり、その先は落ち込んでいるので、少々加速が足りなくても離陸できる。
333

2012年7月25日水曜日

2012年春旅行44日目 エベレストトレッキング12日目(ナムチェからルクラへ)

2012年4月24日 晴れ 


今日は、ナムチェ(3450m)からルクラ(2642m)への下山で、行動日としては最終日となります。

ルクラ→カトマンズの飛行機のオープンチケットを持っているが、今日は乗れないと思うので、のんびりと下る。 

ドードコシ川に沿った高度差僅か800mの下山道であるが、道をつけられない崖にぶち当たる度に、高まきをしたり、つり橋で対岸に渡ったりする。 
従って、40、50mのアップダウンが結構多い。 

今回のトレッキングは全体に楽な行程であったが、昨日と今日はいささか疲れた。

昨晩泊まったナムチェのロッジ
262

ナムチェのロッジは南向きの斜面に建てられており、ロッジからは東方のタムセルクもカンテガも、北方の山も
見えない。

南東方向に見える、クスムカングルは6,367m。
263


西方のクワンデ(別名コンデリ)山群Nupla(左端、5885m),  Tartikha(Shar)( 中央やや右の尖っている山、6186m) 、Kongde Rho (Kawande)(左奥、 6086m) 

267


 <このロッジでの支払い>
夕食 チキンカレー   450Rs
    トマトスライス    300
    グリーンティー      60
朝食 お粥         300
    ブラックティー    450
部屋代                100(200だったかも知れない) 


<コースタイム>
7:30           ナムチェのロッジを出発
8:30-8:50      つり橋(ラージャ・ドバン) 
9:17          ジョサーレ
9:40           モンジョ
10:10-10:20    ベンカー
11:30-11:40    パクディン
12:40-12:50    つり橋(タドコシ)
14:15         ルクラ奥のゲート
14:30         ルクラのロッジ

2012年7月22日日曜日

2012年春旅行43日目 エベレストトレッキング11日目(パンガからナムチェ)

2012年4月23日 晴れ

今日は、パンガからナムチェまで、 ドードコシ川の右岸を下る。

<コースタイム>
 7:20         パンガ出発 (4550m) 
 7:50         マチェルモ(4410m)
 8:20-8:40    ルッツァ(4360m)
  (帽子を落として取りに戻る。)
 9:30         ラバルマ通過(4418m)  
10:00-10:10   ドーレ(4110m)
11:05         Phrotse Tenga(ポルツェ・テンガ?)の分岐
  (ドーレからの樹林帯には石楠花、モミの木)
11:12-11:25    Phrotse Tenga(ポルツェ・テンガ?)の ロッジ
12:25-12:50   モン・ラ(眺めが良い)
14:00         クムジュン(モンラ側の入り口、3780m)
14:15-14:25   クムジュン(ナムチェ側の入り口)
14:40         坂の上(3925m)
15:40         ナムチェのロッジ(3600m)


7:03
韓国娘がゴーキョに向かって出発。ガンバレ。
164


7:20 パンガを出発 (4550m)  

7:31  
 ドードコシ川の 後方( 上流側  )の写真だが、右岸(写真では左側)の道を下る。

沢の奥の二つの盛り上がりは、エンドモレーン(氷河先端の土砂、氷河が土砂を押し寄た)。 

毎日夕方1時間位雪が降るが、真夜中には満点の星空になる。
白いのは昨晩降った雪だが、右側から日が昇るので、早く日が当たった左側の斜面は既に溶けている。

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2012年7月21日土曜日

2012年春旅行42日目 エベレストトレッキング10日目(タナック→ゴーキョピーク→パンガ)

2012年4月22日 晴れ

 今日もすばらしい1日であった。

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              エベレスト、ヌプツェ(手前)、ローツェ(ヌプツェの右奥) 


紫外線が強い。
子供用のサングラスでは 横から紫外線が入るので、目を細めて歩く。

アルミで周りを囲った昔の登山用ゴーグルは不細工だったが、
今、欧米人がかけているゴーグルは格好が良い。

中国で10元で買った帽子と子供用のサングラスでは、ファッションで
欧米人に負けている。
欧米人と書いたが、今回のトレッキングではアメリカ人に会っていない。
アメリカにはバケーションの行き先が沢山ある為か、アメリカからは遠すぎる
為か、東南アジアも含めてこの辺りにはアメリカ人は来ないようだ。

ゴジュンバ氷河を横断している時、リタイア年代の日本男性2人とそのガイドに出会った。
ナムチェ以降では、EBCの日本隊を除くと初めて会う日本人。

若い欧米人には出会うが、若い日本人には出会わない。 
欧米ではロングホリデーが取れるのに対して、日本では10日以上の休暇を
取るのが難しく、 働いている日本人がナムチェより奥に入るのは難しいようだ。

今夜泊まるパングのロッジは、マッチェモに近すぎるので、人が来ないらしい。

今日の客は、若い韓国女性と私の2人だけ。

夕方、ヤクは自分で山から降りて来て石フェンスの囲いの中に入る。
(屋根はないが、ここがねぐら)

このロッジのヤクが人気者なのか、よそのヤクが入り込んでいたので、
ロッジの親父はそれを追い出す。

その後、数頭のヤクが山から降りてきたが、下の家のおばさんが石を
投げながら下の家に向けて追い込んでいた。その様子は面白かった。

韓国娘とロッジの親父と3人で、 ソーラーで発電した電気が切れるまで 
話し込んだが、楽しい夜であった。

 ・彼女は、ジリから歩いてきた。ジリから歩く人は滅多にいないのだが、
  この辺りは人が少なく、宿の人も親切で良かったとの事。

 ・韓国の彼女の家の商売は FTA等の政策で厳しくなっている。

 ・ネパールも景気が悪く、個人の生活も悪くなっている。
  観光業はドル建てやユーロ建てで商売をしているが、最近のドル安・
  ユーロ安でも値上げする訳にいかず、ルピア換算したした場合の
  実入りが少なくなっているという事のようだ。また客も減っている。
  観光業しかないネパールは、欧米の景気の影響をもろに受ける。

 ・日本人トレッカーが 、 雪崩によって亡くなった所は、すぐ目の前。
   山裾近辺は畑になっており、登山路は山から相当離れているのに
  変だなと思ったが、テントを張った場所が悪かったらしい。

 ・あるロッジで、米で作ったネパールの酒(どぶろく) をご馳走になったが、
  さわやかでおいしかったと彼女の話。

 ・彼女は、明日ゴーキョピークに登った後、カラパタールに行くつもり。
  チョラパスは無理だから対岸を下り、ティンボチェから登るルートを
  考えている由。
  「タナックのロッジで、チョラパス越えの1日ガイドを頼んでみたらどうか」
  と言っておいたが。

 ・このロッジの親父はここで生まれたらしく、畑もヤクも持っている。
  もうちょっと暖かくなるとジャガイモや野菜を植える。
  この辺りの農民は仏教徒なので、自分でヤクを殺して食べる事はしない。
  人が殺したヤクの肉は食べるとの事。

 ・ルクラやナムチェのレストランのメニューにヤク肉があるが、
  ヤク肉は流通していない。全て牛肉だとの事。

 ・「日本のロッジには個室が無く、雑魚寝部屋しかない」とロッジの親父が言う。
  韓国娘があきれているので、山小屋(mountain rodge) の事だと説明
  すると、彼女も「韓国の山小屋も同じで、雑魚寝部屋しか無い」と納得。
  (このロッジの親父は日本で働いていた事があり、日本語も十分話せる。)

 ・彼女も大学では山のクラブに入っていたらしい。
  韓国には高い山が無いので、精鋭の人はアイスクライミングをやるそうだ。

<コースタイム>
 7:15        タナック出発(4678m)
 8:30        ゴジュンバ氷河横断(4550m)
 8:40-8:50   右岸のガレ場の先
 9:00-9:30   ゴーキョ到着。(4750m)
(あるロッジで荷物を置かせてもらう。ポリ袋に水やらを入れて出かけようとすると、
ダウンジャケットも持って行った方が良いという事で、小さなザックを貸してくれた。)
10:15-10:25  頂上より100m下
11:05-11:40  ゴーキョピーク(5357m)
12:20ー12:40  ゴーキョロッジ
13:45-13:55  池(first lake)
14:45        Phang (パンガ?)のロッジ (4550m)

<このロッジの支払い>
ふかしじゃが芋     300RS
オムレツ          280
お粥            280
ブラックティー         70
room          100
タバコ(ネパール製)  200(ゴラクシェブでは、マルボロが500RSだった)

2012年7月18日水曜日

2012年春旅行41日目 エベレストトレッキング9日目(チョラパス越え、ゾンラからタナック)


2012年4月21日 晴れ


<コースタイム>
 6:30       ゾンラのロッジを出発
 7:20-7:30  水場(沢)
 8:30-9:00  チョラパス(チョラ峠)の東端
歩いて来た南東方向、正面の尖っている山はアマダブラム。
063-001

 9:40        チョラパス(チョラ峠) の西端
西端から東端方向。このパス(峠)はナイフエッジではなく、500m程の厚みがあった。
071

西方向
これから、茶色の尾根を越えて行く。
072

10:00-10:10 ガレ場、最低部から100m上。

11:10-11:20 最後の尾根の稜線50m下

(等高線間隔40mの地図ではほぼフラットな1本の尾根になっているが、実際はその中に3,4本の尾根が平行に走っており、40m程のアップダウンを繰り返して、この尾根を横断する。ヤク道も含め色んな道が錯綜しているが、 等高線間隔 40m の地図ではルートが読みきれない。 スティックの跡がある道を辿る。

12:20       ゾンラのロッジ着

2012年7月16日月曜日

2012年春旅行40日目 エベレストトレッキング8日目(ゴラクシェブからゾンラ)

2012年4月20日 晴れ

足を挫いた女性が、ゴラクシェブから馬に乗って下山するのと 同時に出発しました。
厳しい上り下りがあっても、女性は馬上に乗せたまま進みます。
手綱持ちが前で馬を進め、後ろで男2人が女性を支えながら、急な下りを降りていました。 


登山は、トレーニングや準備をしてきた人が苦労して登り、その達成感を求めるという趣がありますが、トレッキングは老若男女、誰でも参加できる連泊ハイキングのようなもだとあらためて思いました。
その為に、ガイドやポーターや人を乗せる馬が用意されており、至る所にロッジがある。ここは欧米人が開発したトレッキングコースなんですね。 

今日のコースも眺望が良かったですよ。
046


<コースタイム>
 7:45         ゴラクシェブ出発
 8:45-8:55     
10:00-10:25  トゥクラ/ゾンラ分岐点の南200mの川原。
チェラパスへは、ここよりアウイピーク斜面の巻き道に取り付く。
11:30-11:40  ゾンラのロッジが見える地点
12:40        ゾンラ到着 

2012年7月14日土曜日

2012年春旅行39日目 エベレストトレッキング7日目(カラパタールピーク、エベレストベースキャンプ)

2012年4月19日 晴れ

 今日はメインイベントのゴラクシェブ(4750m)からのカラパタールピーク(5550m)往復とRBC(エベレストベースキャンプ,5364m)往復。
カラパタールピークからの展望はやはり圧巻で期待以上のものでした。  

翌日撮った写真ですが、ゴラクシェブロッジからカラパタールと後方のプモリ(7138m)。
カラパタールピークは、かなり奥でこの写真では見えていない。
033

日の出前に出発したがたいへん寒く、 ザックの中のペットボトルの水は半分ぐらい凍っていた。
ダウンジャケットを着ているので体は寒くなかったが、  カトマンズで買った目の粗い毛糸の手袋では指先が冷たくなるし、毛糸の靴下1枚では足がチンチンするといった状況でした。 

ただ、太陽が少し顔を出すと、一気に暖かくなります。

やはり高度5000mでの登りは、日本人にはきつい。
ゆっくりとしか登れないので、足の筋肉や心臓は遊んでいる が、肺だけが ゼーゼーと 必死に仕事(呼吸)をしている状況で、 肺の酸素吸収能力が律速となっている。

心臓や足の筋肉は余裕があるので、エイヤーと踏み出すと、呼吸が苦しくなり、頭が真っ白になります。
肺や肺を動かす横隔膜等の筋肉には疲労を感じる神経がないようで、「 呼吸が苦しい」というのは、喉がハーハーし過ぎるという感覚です。
まあ、時間をかけてゆっくり登れば誰でも登れるのですが。

高地に住む現地人がクイクイと登れるのは、肺の酸素摂取能力が大きい為だと思っていたのですが、最大酸素摂取量は白人より低いそうです。
 現地人は、「筋線維の横断面積は小さく、その結果毛細血管の密度は高くなっており、活動筋への酸素運搬の伝達性と拡散性が効率よくなっている」との事で、血液中の酸素量が少なくても伝達効率が良いために動けるという事のようです。

カラパタールピーク(5550m)からのエベレスト
014


カラパタールピークから南方方面

A:アマダブラム  B:カンテガ  C:タマセルク  D:タボチェ
E:クーンブ氷河  F:シャングリ氷河
右下に登山者が小さく見えるが、この下のゴラクシェブから登ってくる。 
013-002




EBC(エベレストベースキャンプ)からサウスコル方向

エベレストは前峰(左側)に隠れて見えないが、高い山のにできる風雲でその存在は判る。
サウスコルへのアプローチは下のほうしか見えない。
020

サウスコルから南方
023

<コースタイム>
 5:45        出発 (ゴラクシェブのロッジ,4750m)
 6:50-7:00     カラパタールピーク下(高度差50m)
 7:20-7:35     カラパタールピーク (5550m)
 8:10-8:40   ゴラクシェブのロッジ(4750m) 
10:45-11:30  EBC(5364m)
13:10         ゴラクシェブのロッジ(4750m)  

2012年7月11日水曜日

2012年春旅行 38日目 エベレストトレッキング6日目(トゥクラからゴラクシェブ)

2012年4月18日 晴れ

今日は、ツゥクラ(4620m) から ゴラクシェブ(5140m) への移動。
たった500mの登りであるが、結構しんどかった。

昨日、休憩した折に日焼け止めクリームを塗ったが、その時サングラスを道端の岩の上に置き忘れた。
2分ほど歩いた所で気がつき引き返したが、置いた所にサングラスは無かった。
引き返す時ヤク数頭とすれ違ったが、そのヤク飼いの少年が見つけたのかもしれない。

ロブチェのロッジでは、サングラスを売っていなかったが、忘れ物の子供用サングラスを置いていた。
これを、200RSで買う。

広々とした氷河の脇を歩く行程はたいそう気持ちが良く、4時間半かかってゴラクシェブに着いた。

<コースタイム>

7:10         ツゥクラのロッジを出発

ロッジの上は、 クーンブ氷河の エンド・モレーン( 氷河末端 の堆石、写真の から丘の上まで )
320-001

  7:53         高度差230m程のエンド・モレーンを登りきる
  8:05-8:22     ツゥクラ・パス(4850m)。沢が見下ろせる。
  9:05-9:15     ロブチェ
10:15-10:25  坂の手前
11:25-11:35  ゴラクシェブ 手前の丘の上。ゴラクシェブが見下ろせる。
11:45        ゴラクシェブ到着

青い屋根はゴラクシェブのロッジ
326

7:10 ツゥクラを出発

7:54 エンド・モレーンを登りきった所
321

8:10  ツゥクラ・パス(4850m)
沢( クーンブ 氷河)が見下ろせる。    
322

8:36
傾斜の無い沢(氷河?)の左側(右岸)を遡る。
323

9:05-9:15    ロブチェ 

10:57
ここまでくると、氷河だとわかります。
325

11:36 ゴラクシェブが見えてきた。
326
11:47 ゴラクシェブ到着
ルーム費500RS、夕食600RS とやはり高い。

1419  クーンブ 氷河 の突き当たりに見えるこの山はエベレスト?
 →エベレストではありません。
327

1423
夕方になると山に雲がわき、その後1時間ほど雪が降る。
日中直射日光が当たる時は暑く、Tシャツで良いが、日が落ちるとグッと冷え込み、ダウンジャケットが要る。
328

2012年7月10日火曜日

2012年春旅行37日目 エベレストトレッキング5日目(パンポチェからディンボチェ経由ヅクラ)

2012年4月17日 晴れ 

今日は、パンポチェからディンボチェを経由してトゥクラまでのトレッキング。

川幅が広く、また高道を歩いたので眺望が良かった。
前後、左右、6000mを越える白い山々のど真ん中を歩くのですから、
「ロッジに着くな、着くな」と思いながら歩いた素晴らしい1日でした。


 
<コースタイム>
7:20          パンボチェ出発
8:00          ショマレ通過
8:35ー8:45     ペリチェへの道とディンボチェへの道の分岐点
9:30          ディンボチェ
9:50ー10:10    ディンボチェの丘の上(180℃雪山)
11:20-11:30   ゾングラへの渓との合流点の対面
12:05         トゥクラ


6:48 パンポチェからヌプツェ、エベレスト、ローツェ
307


7:20 パンボチェ出発 

2012年7月9日月曜日

2012年春旅行 36日目 エベレストトレッキング4日目(パンポチェ)


2012年4月16日   パンポチェ(3901m) 高度順応の為、停滞

朝はすっきりと晴れているが、午後、山は雲で覆われる。
夕方は1時間ほど薄い雪が降り、夜は満点の星空になる。

体調的には全く問題がないので進むかどうか迷ったが、朝の心拍数が若干高かったので、念の為、ここで停滞する事にした。

1週間前に、中国の理塘ルート(3000~4600m)を4日間かけて通過したので、4000mには順応しており、必要がなかったのかもしれないが。


昨晩の客は、次の7人。

1)ロングステーしている欧米系老人(1日中、本を読んでいたが、夕方はインターネットを
していた。)
→確かにここは、眺めも食事も良いし、 1日1000円~1500円で暮らせるので、
ロングステーに適地。
→通信はモバイルを使っていた。この辺りは携帯電話が使える。

2)昨晩が2泊目の欧米系男性(咳きがひどく、体調悪そう。今日も停滞)

3)昨晩が2泊目のネパール女性(50歳位と20歳位の2人、トレッキングではなく
       Everest -Climbing と言っているらしい。停滞)

→ネパール女性クラーマーについて、ガイド達に聞いてみた。
私:「あの人達は、女性ガイドか?」
ガイド:「ガイドではなく、クライマー。エベレストに登るらしい。」
私:「何人のパーティー? 他にメンバーがいるのか?」
ガイド:「彼女ら2人だけ」
私:「絶対に無理だ。装備も準備も足りない。無理だと言ってやれ。」

→ガイド達も心配していたが、 彼女と話をしたのはロングステー欧米系老人
だけで、「エベレストに登るクライマー」というのは、この 老人からの情報
らしい。

→翌日、ゾングラのロッジでのんびりしていたら、年配の方の婦人が一人で
登ってきた。
装備から見ても登山ではなく、EBCまでのトレッキングでしょう。この人と話を
         した欧米系老人が誤解したのですね、きっと。


4)昨晩が2泊目の欧米系男性 (ペリッチまで行くと言って, 今朝出発した。 )

5)昨日入ってきた欧米系男性(昨夜は明日どうするか迷っていたが、今朝、
      「体調が今一なので無理をしない。親父も何とかの病気でひっくり返ったので、
      この辺りで引き返しても良いかな。」と言っていた。停滞)

6)昨日入ってきた私(停滞)


このロッジには、客に付いてきたガイドとポーターの他に、客待ちをしているガイドが
大勢泊まっていた。
彼らは親切で優しく、初対面でも親しく話をしてくれる。

・現在登攀中の登山隊の入山を手伝った後、下山を待っているガイドもいる。
携帯を取り出して、ロシア人と2人で登ったというアマダブラム山頂での写真等
     を見せてくれた。
     アマダブラムはすぐそこに見えるが、非常に難しい山との事。
確かに、ほぼ垂直のドーム状岸壁の登攀が1000m程ある。

・チョラパスの状態を聞いたところ、「問題ない」、 「雪道ではなくRock Road」 
    との事。

・ポーターは1000Rs/日、ガイドは1500Rs/日。
(旅行会社に頼むとマージンがのって随分高くなる。)



充電器がザックに入っていない。カトマンズの宿に置いてきたらしい。
まもなく、1台目のカメラのバッテリーが切れるので、その後はスペアーの
カメラのバッテリーだけとなる。

このロッジまでは小型水力発電器から電気が送られているが、ここより奥は
ソーラ発電。
カメラバッテリーの充電費は、100RSから300RSと高くなる。

昨日は雲がかかっていたエベレスト方向の山が 、今日、5時に目が覚めた時には
くっきりと見えた。

光量が少ないので良い写真は撮れないと判っていたが、数枚撮った。
301

後日、パソコンでアップしてみると、 エベレストは ヌプツェの山稜から少し頭を出していた。
305-001


11:42 日が出てから撮った唯一の写真(バッテリー倹約)

パンポチェ村の裏山に登り、パンポチェ下村を写す。
後方の左はタムセルク、右奥はナムチェの向こう側(南西側)のKarelungかと思われる。
306

2012年7月6日金曜日

2012年春旅行 35日目 エベレストトレッキング3日目(キャンジュマからパンボチェ)

2012年4月15日 晴れ

朝は快晴で、これから進む北東方向の山々が見えます。

5:54
212-001

<今日のコースタイム>
  6:50          キャンジュマ(3680m) 出発
  7:45-7:50     Phunki Tenga (3250m) の橋
  8:50-9:00     タンボチェのチョイ下(3650m位)
  9:30-9:50     タンボチェ (3900m)
10:37        ミリンゴの橋 (3700m)
10:50-11:00  パンポチェの塔
11:08        ゲート
11:35-11:45   パンポチェ(3930m) 一番上のロッジ 
11:50          ロッジ入り

<今日の支出>
朝食(チベタンブレッド、オムレツ)   400
コーヒー                    80
夕食(カレーライ             400
ロッジ                    200

2012年7月5日木曜日

2012年春旅行 34日目 エベレストトレッキング2日目(モンジョからホテル・ビュー経由、キャンジュマ)

2012年4月14日 晴れ後曇り
 モンジョ村(2815m)
128


昨晩のロッジの客は、デンマーク青年、カナダ女性、欧米女性2人組みと私で、合計5人。

ホテルエベレストビューを見てみたかったので、ナムチェから巻き道を歩かず、直登をする。
ナムチェからの400mの登りは結構きつい。
174

途中、若い日本男性を追い抜いたが、 ホテルエベレストビュー に泊まって帰るとの事。

このトレッキングで、ナムチェまでは日本人を見かけたが、それより奥で出会った日本人は3人だけ。但し、エベレストベースキャンプの登山隊を除く 。 (欧米人 が99%以上 )
その3人もリタイヤーした人で、 仕事をしている現役の日本人には会わなかった。

欧米人は長い休暇が取れるので、若い人も奥まで入れるが、長い休暇が取れない仕事を持っている日本人は、ナムチェまでしか入れない という事のようだ。  

EBC(エベレストベースキャンプ)まで行ってきたと言う オーストラリア人が、キャンジュマのロッジに着いた。今日で10日目、山は良く見えたとの事。

髭を伸ばしていたので、「その髭が10日間の髭か」と言うと、携帯を取り出して奥さんとのツーショットの写真を見せて、「このままオーストラリアに帰り、空港で女房をびっくりさせてやるのだ。」と嬉しそうに言う。


 <コースタイム>
   7:25          モンジョ(2815m)
 8:30          橋
 8:35-8:45     橋の先 (Larja Dobhan )
10:10ー10:20    ナムチェベーカリーの前(3450m)
11:05-11:10    頂上下(20分)
12:00-12:25    ビューホテル(3880m)
 クムジュン(3780m)経由         
13:00          キャンジュマ着 (3680m) ロッジ泊


<今日の支出> 
コーヒー                             50RS
チベタンブレッド・卵            240
モモ (ラーメン)                  330
クッキー                             200
ビール                               350
チーズスパゲッティ              450
ホテル                               100

2012年7月3日火曜日

2012年春旅行 33日目 エベレストトレッキング1日目(カトマンズからルクラ、モンジョへ)

2012年4月13日 晴れ (エベレストトレッキング1日目)

カトマンズ空港に着いて写真を撮ろうとした時、カメラの中にメモリーが入っていない事に気がついた。
予備のメモリーを持っているので取りに戻るかどうか迷ったが、忘れてきたのが16Gであったので、タクシーで取りに帰った。
(ホテルに置いてきたパソコンに挿入したままだったのだ。) 

空港で量ったザックの重さは8Kg と軽い。 軽すぎて困るという事はない。

定刻より遅れたが、8:50に離陸
026

10:10 ルクラからエベレスト街道に入る。
062

<今日のコースタイム>
 8:50         カトマンズ空港離陸
 9:15         25分でルクラ空港に到着
 9:25         ルクラ空港出発(2850m)
10:35-10:40    ヌアニング
11:55-12:05        パクディン(2640m)
13:00-13:10   トクトク辺り
14:10         モンジョ(2815m)

<今日の支出> 飛行機代除く
チョコスナック              45RP
タクシー(ホテル→空港)       350
タクシー(空港-ホテル往復)    600
空港使用料               200
ロッジ                  150
スパゲティ                350
ビール                   300

2012年春旅行 32日目(タメル)

2012年4月12日 晴れ

明日ルクラに出発しますが、今日もタメルです。
014


宿を変えたら、その宿の人が連絡したらしく別の旅行会社の人がやってきた。

「チェラパスの雪の状態、ピッケルが要るかどうか」を聞いたところ、まともな答えはなかったが、「大勢行っている」「ピッケルは持っていない」ということは判った。

航空券もTIMSカードも手に入れたと言うと、「ガイドが付いていないと危険だし、困るはず。 ガイドを紹介させろ。 」としつこく言っていた。
が、「登山の経験は多いので、ガイドは要らない」と言って断った。

(トレッキング後の見解:私の場合はガイドは全く必要でなかった。下の方ではガイドを連れた人が多かったが、上の方では山慣れした人が多い為だと思うが、半数はガイド無しだった。)

この旅行会社の15日分のガイド費用は5万円という事であった。

前の旅行会社ではガイド費が1日20USDと言っていたので、15日分で24000円となる。
(20USD*80USD/円*15日=24000円)
相見積もりを取らないで、言いなりで決めると随分損をする。 
   
登山用具店で、中古のスティックを150RS(150円)で買う 。
( チェラパスに雪があった場合に備えて念の為。 ちょっとはピッケルの代わりになるかもしれない。 )

トレッキング中の昼飯用のビスケットとタバコを買い、パッキングをする。
持って行かない荷物は、昨日買った袋に入れてこの宿で預かってもらう。
マルボロが150RP(150円)、エベレスト地図が150RP (150円) と安い。c

カトマンズのタメルに日本料理店が3軒以上あり、どの店もまともな料理を出す。しかも安い。
昼は、なす味噌定食(300RS)、夜はナン付きチキンカレー(75RS)

GOAT(ヤギ)の市場
003 

2012年7月2日月曜日

2012年春旅行 31日目(カトマンズ、エベレストトレッキングの準備とタメル散策)

2012年4月11日

昨日、当方の希望するルートに対するツアー業者のオファーは次のようなものであったが、自分で手配する事にして断った。

<ツアー業者のオファー内容>
 1)行程
    1日目 カトマンズ→(飛行機)ルクラ→パックディン
    2日目 →ナムチェ
    3日目 ナムチェ(高度順応の為停滞)
    4日目 →ティングボチェ
    5日目 ティングボチェ(高度順応の為停滞)
  6日目 ロブジェ
  7日目 ゴラクシェブ
  8日目 カラパタールピーク往復、EBC往復、ゴラクシェブ泊
  9日目 →ゾングラ
  10日目 →チョラパス→タナック
  12日目 →ゴーキョ、ゴウキョピーク往復
  13日目 →ドーレ
   14日目 →ナムチェ
   15日目 →ルクラ

エベレスト街道の地図

2)サービスの内容
・TIMSカードと国立公園入域許可書の手配
・ルクラまでの往復飛行機、空港費
・ガイド
・ロッジでの宿泊費、食費

3)ツアー費用(旅行会社に払う金額)  1162USD

4)その他の情報
 ・ガイド代は、20USD/日
 ・チョラパスの雪の状態、ピッケルが要るかどうかを聞いたが、”ガイドが付いておれば要らない”  と。

今日はトレッキングの準備です。



2012年春旅行 30日目(成都からカトマンズへ)

2012年4月10日 晴れ

成都からカトマンズへの航空券は、シムズ(ユースホステル)で買ったが、3710元(46,400円)であった。

最近飛行機に乗っていないのでうっかりしていたが、インターネットで自分で買えたのだ。

インターネットで確認してみると、AIR CHINA(中国国際航空)ホームページの英語ページでは293€(29,300円)、日本語ページでは28,000円で買えたのだ。8000円の損。


宿の車で成都空港へ(60元)

国際線ターミナルでチェックインしたが、ここでは出国手続きはせず、国内線ターミナルでチェックインしたラサ行きの人と同じ飛行機に乗り込む。
カトマンズ行きは10名程で、大半はラサ行きの人でした。


中国国際航空CA407便(成都7;50発、ラサ(10:05着)経由、カトマンズ着(ネパール時刻10;30、中国時刻12:45)



ミニヤコンカ(Minya Konka 7,556M)は康定の南側にあるので、左側で見えたと思うが、右側の席だったので、確認できず。

8:35