自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年5月31日金曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 53日目(from Lipe Island to Adan Island、ピペ島からアダン島)

2013年4月20日


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昨夜は、リペ島のサンライズビーチにある CoCo Bungalows に泊まった。

リペ島は人が多く、夜中までうるさい。プーケットやパタヤに似た雰囲気かなと思ったので、さっさとアダン島に移ることにした。












アダン島のキャンプサイトは、島の東南の角にあるRanger Station内にある。
ラウイ島にもキャンプサイト(Ranger Station内) があるので、後から思えば、リペ島からより離れているラウイ島の方が良かったのかもしれない。










9:20 
前方のアダン島へ向う。タクシーボートは50B。
水深は浅く、水は澄んでいる。その為だと思うが、海の色は緑色。

2013年5月30日木曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 52日目(from Sukorn Island to Lipe Island、スコーン島からピペ島へ)

2013年4月19日

今日、リペ島へ移動する。

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スコーン島はモスリンの島だが、ツーリストの為に置いているビールは高くないし、蟹も安い。

静かで綺麗な島であり、今ツーリストもいないので、もう少しここに居たいと思うが、行きたい島がまだ残っている。

5月の連休にかかると飛行機代が高くなるので、連休前の4月末に帰国したいと思っているが、リペ島とランカウイ島で、それぞれ4,5日滞在するとすれば、次の島へ早く移動した方が良いという結論となり、今日本土へ戻り、そのままリペ島へ渡る事にする。

本土行きのボートは1日1便で、朝7時に出港する。

6:30
世話になったレストラン、右奥の家がオーナー家族の家。
2階の軒下にぶら下げられているのは小鳥の籠で、”クックロー、クックロー”と鳴く。

泊まったバンガローはレストランの右側にある。
6:54
オーナーがバイクで桟橋まで送ってくれた。
日の出

オーナーと娘さん

この船に乗るが、船賃は50Bであった。
トランからこの島に来た時、ツーリストサービス(乗車券販売店)で、桟橋までのソンテウとこの船賃を合わせて350Bも払ったが、情けない。

6:55 出港
10人程の客が乗っていたが、この船は物資の運搬船として活躍している。

橙色や青色の布が被せられているのは鳥篭で、本土では小鳥が高く売れるらしい。

本土から島へ運ぶ物資は多いが、島から本土へ運ぶ物はそう多くないが、袋に入れた野菜、発泡スチロールに入れられたロブスター等が積まれていた。

漁師は自分の船を持っており、また本土から5Km程しか離れていない。必ずしもこの船を利用するという事ではないのかもしれない。

”さーらーば、スコーン島、また来るまーでーよ。とくらっ”。
(浅田次郎のプリズンホテルを読んだばかりなので真似をしてみた)

2013年5月29日水曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 51日目(Sukorn Island、Crab、スコーン島、カニ漁)

2013年4月18日

スコーン島は、長さ8Km、最大部の幅3Km、人口3000人のモスリンの島。

この島の大半が平地なので、野菜畑やゴム園があり、小規模な牛とヤギの放牧地もある。
これらの生業に従事する人もいるのだが、スコーン島には、蟹漁を中心とした漁業に従事する人が多い。

豚と犬は見かけない。

リゾートも数軒あるが、雨季は閉鎖する。

今日は雨が止んだので、朝9時に蟹漁の水揚げを見物し、夕方は北端まで散策した。

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雨は止んだ。
朝、蟹漁の水揚げを見る為に、バンガローから1.5Km離れた漁師村へ行く。
島の中道を歩く。



8:00 イスラム教会


8:10 漁師村の浜に到着

8:30 小型船が出て行く。(蟹籠漁?)
エビ網漁は、昨日の夕方定置したエビ網を早朝に引き上げる。
従って、エビ網漁の船は既に出港しているが、まもなく戻ってくる。

8:40 エビ網漁の船が戻ってきた。1艘目。
魚やカニの移動する場所に網(幅1m*長さ10m~20m)を定置(底の近くに垂らして置く)して置くと、魚やカニやエビが網に絡まって動けなる。この漁法をエビ網漁と言う。

回収したエビ網を船から下ろす。

蟹やエイが見えるが、それ程大漁とは言えない。
この人の網にはあまり蟹が乗っていなかったが、生け簀から、大きなロブスターと魚を取り出して見せてくれた。
9:15
8:55 
2艘目が戻ってきたが、海底のシェルか岩に網が引っかかったらしく、網が全面的に破れていた。
高価なエビ網が大破し、修理不能、大損害である。この船には近づけなかった。
9:00 3艘目
船頭が網を担ぐ人を呼んでいたが、誰も居なかったので、私が前を担いで運んだ。
この網には蟹がびっしり絡まっており、大漁です。


一人(1艘のボート)で、2枚のエビ網を仕掛けている。


2013年5月27日月曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 50日目(Sukorn Island、スコーン島)

2013年4月17日

昨夜より雨が降り続いている。

昼頃、小降りになったので近所を歩く。

時々、カニのジェスチャーをして、漁師村への道を聞きながら歩く。
ある三叉路では、小学生とばあさんが真逆の方向を教える。
小学生が必死にこっちだと言うので、再度カニのジェスチャーをすると、ばあさんがカニだと判ってくれて、方向を訂正して決着。

途中、強い雨が降り出したので、屋台飯屋で雨宿りさせてもらう。
道路が高く、また側溝がないので、水は敷地や家の中に入りこんでくる。
しかし、砂地で水はけが良いので、短時間で水は消えていく。

漁師村に着き、カニが買えないかと聞いてみた。
「今日は海が荒れているので船が出ていない。明日の9時頃来い。」との事。

この後も、雨が降り続く天気であったが、南西側のビーチ沿いにあるリゾートまで散策する。
ゴムの木の樹液受けの椀には水が流れ込んでいた。

3軒のリゾートを見学したが、客は一人もおらず、閉鎖の作業をしていた。
この辺りのバンガローの標準価格は1000Bのようだった。

11:00 
泊まっているバンガローの縁側からの眺め。
道路の向こう側には、野菜畑があり、ゴムの若木も植えられている。
右側に無人ガソリンスタンドもある。(黄色)
14:15 みょうがのような草だが、草丈は2m程ある。

2013年5月25日土曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 49日目( from Mook Island to Sukorn Island、ムック島からスコーン島へ)

2013年4月16日

昨夜は停電があった。
島内で発電しているが、停電の回復にはかなり時間がかかるという経験があるのか、ロウソクが配られた。
このバンガローのレストランは安くて旨いのだが、停電なのでビールを買って部屋で飲む。
アテは、雑貨屋で売っていたヒラジャコの煮干だが、結構旨かった。

今日は7時40分発の船でトランへ行き、トランには泊まらずにスコーン島へ移動する。
トランまでの船賃は250B。(桟橋からトラン駅までのバス賃も含まれている)


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6:55
バンガローは窓も無く居住性が悪いので、パッキングした後、すぐに外に出て待機する。

この島は蚊が多く、またここの蚊は体を動かしていても食いつき、腕や顔に止まった瞬間に刺すので性質が悪い。今朝もしこたま蚊に食われた。
(蚊よけクリームは必需品だが、必ずしも効くという事はない。また、タイで売っている蚊取り線香は蚊を追い払うのが目的のようであり、煙を充てても蚊は死なない。)

次の写真は世話になったレストランの入り口。
このレストランの付属バンガローに泊まったが、バンガローはこの奥の森の中にある。
右側の白い花は浜木綿。
7:30 桟橋到着



船の出港を待つ人。
ザックを背負っている若い娘さんは、隣のバンガローに泊まっていた人。今日バンコクに帰るそうだ。
そういえば、ソンクラン休暇も今日で終わる。
明日からはぐっと寂しくなり、この辺りの観光施設は店仕舞いを始めるそうだ。

船の屋根上は輸送荷物の置き場となる。
返しなので空箱であるが、毎日これで氷を運んでくる。
桟橋にかなりの漁船が係留されているが、長さ4m位の小さなテールボートがあった。
網を船上に巻き上げるエビ網漁は大きなテールボートを使っているが、蟹籠漁は、この小さなボートで行くようだ。

ここの蟹籠漁は、朝9時頃に沈めていた蟹籠を引き上げ、中に入っている蟹をつかみ出し、新たなエサを籠の中に入れて、沈めてくるのだそうだ。

右側の袋に入っているのが、エサの小魚。
左側に折りたたみ式の鉄フレームの蟹籠も見える。

北海道では、もっと大型の鉄のフレームで出来た蟹籠を使っている。
「木の枝で作った蟹籠ではオホーツクの荒波ではすぐに壊れるがなあ」と思っていたが、タイにも鉄フレームの蟹籠はあったのだ。

日本の蟹籠漁とちょっと様子が違うが、ここは水深が3mと浅く、内海なのでこれで良いのだろう。
8:00 出港 「さーらば、ムック島。また来るまーでえよ。・・・」

2013年5月24日金曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 48日目( Mook Island 、ムック島)

2013年4月15日

ムック島周辺には興味深い島が多いが、この島からは乗り合い船が無く、テールボートをチャーターしなければ行けない。
(客が多い最盛期であれば、同乗者を集めてくれるサービスがあるのかもしれないが、今は無い。)

テントでしか泊まれないロック島かラオリアン島に行きたいと思っていたが、ボート代が高くつくので止めた。

バンガローの親父とそんな話をしていたら、スコーン島からラオリアン島へ行く乗合船があるかも知れないと言う。
よって、明日、トラン経由でスコーン島に行くことにした。
(結果的には、スコーン島からラオリン島へ行く場合もボートのチャーターが必要であった。既にオフシーズンに入っており、スコーン島にはほとんど客がいない状況でもあった。)

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ムック島は、南北5Km,,東西3Kmの小島で、モスリンの300家族(約1500人位)が東部(下図のC,D,E)に住んでいる。

生業は漁業で、蟹と小魚がよく獲れる。
Hill Top (下図のH)の周辺に、ゴム園とバナナ園があったが、小規模なものである。
漁業とゴム栽培の他に観光業(バンガロー、レストラン、ボート、タクシー)があるが、オフシーズン(5月~9月)は完全に閉めるそうだ。
バンガローは、西部のファランビーチ(A)に6軒、東部(B、C、G)に6軒ある。

下図の黒線が幅2~3mの道路。
平地は、この道路がある辺りだけで、その他の部分は原生林が茂る山である。
登山やトレッキングができるような山道は無い。
(ただ、「エメラルドケーブ(F)へ、歩いて行った人がいるらしい。」と言う話を聞いた。)

私が泊まっているバンガローは、西部のファランビーチ(A)の近く。




上の地図のA~Gの風景を紹介

A:ファランビーチ

最もきれいなビーチ

2013年5月22日水曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 47日目(Emerald Cave (Tham Morakot) In Ko Mook 、ムック島のエメラルドケーブ)

2013年4月14日

ムック島には、エメラルドケーブがある。Emerald Cave (Tham Morakot) In Ko Muk.

クラダン島とこの洞窟が含まれたボートツアーがあったが、テールボートを一艘借り切る必要があり、一人では高くつくので悩む。

貸しカヤックがあったので、これを借りて行く事にする。1時間100B。

カヤックは昔一度乗ったことがあるが、左右の漕力の平衡がとれず、真っ直ぐに進まない。
カヤックのパドルは楽に振り回せるので自由度が高く簡単なようだが、パドル操作は結構難しい。
引き込む腕に力を入れるより、反対側の腕を強く押し込むほうが、楽に進めるような気がする。

この先を回り込む。



我流ではあるが、それなりに慣れて、30分程でケーブに到着
この島は水溶性の石灰岩で出来ていると思われるが、水際の岩は溶けて切れ込んでいる。














紐があったので、これにカヤックを結ぶ。

今日は、ソンクラン連休なので、多くのツアー客が押し寄せている。
トランのパクメン桟橋やチャオマイ桟橋からボートで約40分と近いし、クラダン島からも近い。
ムック島に泊まっている人より、本土やクラダン島からの人の方が断然多い。

隊列を組んで洞窟に入っていく

2013年5月21日火曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 46日目( from Lanta Island to Mook Island、ランタ島からムック島へ)

2013年4月13日

今日、10時発の船でムック島へ移動する。


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8時に迎えに行くと聞いていたので、準備万端を整えて待つ。

世話になったモンキーバンガロー













バンガローの親父

小鯵を3匹ずつ、1日3回与えるそうだ。
昨日は、鯵を刻んで与えていたが、今日は丸ごと与えていた。未だ身を食い千切れないようで、苦労して食べていた。

もっと大きくなり、色も変わるそうだ。













迎えの車は、8時に来ると言っていたが、9時になっても来ない。
バンガローの親父に2度電話をしてもらって、9時半にやっと迎えの車が来た。
10時にピアーに着き乗船手続きをする。出港は10時と聞いていたが、10時30分発に変わっていた。














2013年5月20日月曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 45日目( Lanta Island,motorcycle touring、ランタ島のツーリング)

2013年4月12日

ランタ・ヤイ島のKlong Khong beach にあるモンキーバンガローに宿泊している。

ここのビーチは、干潮時に岩磯か珊瑚の残骸の磯となる。
岩磯には魚や貝がいるのでハンティング的要素もあり、砂浜より面白い。
しかし、昨日の夕方、干潮時にこの岩磯で泳いでみたが、濁っていて何も見えない。

岩だけの磯であれば水は澄んでいるのだが、ここのように、遠浅で岩か珊瑚の残骸の中に砂が堆積しているような所は砂が舞って水は濁っているのだ。














今日はバイクを借りて,最南端の国立海洋公園へ行こうと思う。

ランタ・ヤイ島の地図
この島は東西5Km,南北25Kmの細長い島。
宿泊しているモンキーバンガローは、ランタ・ヤイ島西海岸の北から1/3の位置にあるクロンコンビーチにある。
lanta-biker-map

国立公園まで西海岸を単純に南下するだけなので、海は右側に見えるはずなのだが、左側に見える事に途中で気がついた。


変だなと思いつつ、行き着くところまで行ってやれと思って走っていると、行き止まりにぶちあたった。

いつの間にか東海岸を走っており、案の定、ここは東海岸最南端のサンガウだった。

渚まで下りて行くと、村の人達が寛いでいた。
漁師村の人達であるが、手前の男の人はインドネシアからの出稼ぎだそうだ。
2004年のスマトラ沖地震の津波では、被害はなかったそうだが、この辺りまで水がきたそうだ。

東海岸を戻り、上の地図の Lanta Old Town で、山道に入り、西海岸に戻る。