2013年4月16日
昨夜は停電があった。
島内で発電しているが、停電の回復にはかなり時間がかかるという経験があるのか、ロウソクが配られた。
このバンガローのレストランは安くて旨いのだが、停電なのでビールを買って部屋で飲む。
アテは、雑貨屋で売っていたヒラジャコの煮干だが、結構旨かった。
今日は7時40分発の船でトランへ行き、トランには泊まらずにスコーン島へ移動する。
トランまでの船賃は250B。(桟橋からトラン駅までのバス賃も含まれている)
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6:55
バンガローは窓も無く居住性が悪いので、パッキングした後、すぐに外に出て待機する。
この島は蚊が多く、またここの蚊は体を動かしていても食いつき、腕や顔に止まった瞬間に刺すので性質が悪い。今朝もしこたま蚊に食われた。
(蚊よけクリームは必需品だが、必ずしも効くという事はない。また、タイで売っている蚊取り線香は蚊を追い払うのが目的のようであり、煙を充てても蚊は死なない。)
次の写真は世話になったレストランの入り口。
このレストランの付属バンガローに泊まったが、バンガローはこの奥の森の中にある。
右側の白い花は浜木綿。
7:30 桟橋到着
船の出港を待つ人。
ザックを背負っている若い娘さんは、隣のバンガローに泊まっていた人。今日バンコクに帰るそうだ。
そういえば、ソンクラン休暇も今日で終わる。
明日からはぐっと寂しくなり、この辺りの観光施設は店仕舞いを始めるそうだ。
船の屋根上は輸送荷物の置き場となる。
返しなので空箱であるが、毎日これで氷を運んでくる。
桟橋にかなりの漁船が係留されているが、長さ4m位の小さなテールボートがあった。
網を船上に巻き上げるエビ網漁は大きなテールボートを使っているが、蟹籠漁は、この小さなボートで行くようだ。
ここの蟹籠漁は、朝9時頃に沈めていた蟹籠を引き上げ、中に入っている蟹をつかみ出し、新たなエサを籠の中に入れて、沈めてくるのだそうだ。
右側の袋に入っているのが、エサの小魚。
左側に折りたたみ式の鉄フレームの蟹籠も見える。
北海道では、もっと大型の鉄のフレームで出来た蟹籠を使っている。
「木の枝で作った蟹籠ではオホーツクの荒波ではすぐに壊れるがなあ」と思っていたが、タイにも鉄フレームの蟹籠はあったのだ。
日本の蟹籠漁とちょっと様子が違うが、ここは水深が3mと浅く、内海なのでこれで良いのだろう。
8:00 出港 「さーらば、ムック島。また来るまーでえよ。・・・」