自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2018年11月11日日曜日

熊野古道1(滝尻から野中の継桜王子)

2018年10月29日 熊野古道1 中辺路(滝尻から野中の継桜王子)
地図(滝尻王子から大坂本王子)
地図(大坂本王子から継桜王子)

<コースタイム>
 9:10    滝尻王子
10:00    登りのピーク
10:10-20 飯盛山展望台(341m)
11:05-10 高原展望台
11:40-45 大門王子
12:10    十丈王子
大門王子にカメラを置き忘れたことに気づき引き返す。途中、4組10人程に出会った。「カメラはあったが置いてきた。持って来なくてすまん。」と言っていた。)
12:45    大門王子(カメラを確保)
13:15-25 十丈王子
14:45-55 大坂本王子
15:05    カメラを忘れてきたことに気づき引き返す。
15:15    大坂本王子(カメラ確保)
15:45-55 牛馬王子
16:05    近露王子
17:04    継桜王子
17:20    野中一方杉バス停
17時34分の最終バスに乗車し、滝尻王子で下車。置いていた車で帰宅)

9:10 世界遺産の石碑(紀伊山地の霊場と参詣道)














石段の急な登り



















9:25 胎内くぐりの入り口















胎内くぐりの出口 (這いつくばって通るが、体の硬い人、太った人は無理)











9:32 不寝(ねず)王子


中辺路は、元々はクヌギ、ナラ、山桜、カシ類(ウバメガシ等)薪炭林の中に作られていたと思うが、昭和30年頃に杉や檜が植えられて、今は針葉樹林の中を歩くことになる。王子跡とかの一部には広葉樹が少しは残ってはいるが、微少。




左側は針葉樹、右側広葉樹












この後、熊野古道はほとんど針葉樹林の中となる。





10:10-20 飯盛山展望台(341m)
この道は尾根にあるので、左右の木の樹高が低ければ眺めが良いのだが、樹齢50年位の杉か檜が密生しているので、眺望が悪かった。
展望台は木を切ってくれているので、北側の山が見えた。












眼下は栗栖川の中辺路小学校











飯盛山展望台から歩いてきた方向(滝尻方向)を振り返ってみると、中央部(熊野街道が通っている所)の木の様子が少し違う。街道付近に広葉樹が少し残っている為であるが、ここより奥は、針葉樹ばかりとなる。






櫨の実














10:07 高原展望台から北側の山並み











上の写真の右側











上の写真の右側 高原には棚田が少し残っている。












棚田は狭いので、昔ながらの農法(さがりに稲束を掛けて干し、足ふみ脱穀機で脱穀)で作業していた。














11:08 高原から大門王子への登り道



















11:14 街道の左右は杉林

11:40-45 大門王子















12:10 十丈王子
大門王子にカメラを置き忘れたことに気づき引き返す。途中、4組10人程に出会った。「カメラはあったが置いてきた。持って来なくてすまん。」と言っていた。) 12:45    

12:45 大門王子(カメラを確保)

13:15-25 十丈王子

13:28 小判地蔵
嘉永7年(1854年)7月18日に豊後国の有馬郡の方がここで亡くなられた。後の事を頼む意図だったと思うが、その方は小判をくわえて亡くなっていた由。















13:31 
針葉樹は伐採すると根も枯れるので、こういう道は伐採した後、道が崩れる。元の薪炭林であれば、伐採しても根は生きており、すぐにひこばえが出てくるので、道は維持できていた。











13:34 悪四郎屋敷跡











14:03 上多和茶屋跡(うわたわちゃやあと)


14:10



14:15 
ずっと針葉樹林の中を歩いていたが、ここは広葉樹が生えており、北側の山が少し見えた。樹高が高いのでよく見えないが、針葉樹林よりはまし。














14:27
針葉樹を植えたので道が狭くなっているが、元の熊野街道は神輿も通ったのでもっと広かったはず。












14:45-55 大坂本王子





















15:05 カメラを忘れてきたことに気づき引き返す。
15:15 大坂本王子(カメラ確保)



15:20

15:45-55 牛馬王子















15:53 眼下に近露が見えてきた












16:03 近露を流れる日置川











16:04 近露王子











赤色と黄色のピラカンサス














16:24 近露の村を過ぎて、また山中の古道に入る。











紫式部














16:47 
近露から継桜王子までの街道は右側(南面)に大きな木が無い所が所々にあるので、眺望の良い所がある。













17:03 今日の終点の継桜王子



















大杉は10本あるが、そのうち4本はかなり古い(伝承樹齢800年とか言われている)。他は樹齢200年位。





















17:07 継桜王子の側のとがの木茶屋

ここから野中一方杉バス停まで,1.5kmほどの距離がある。
早歩きで下り、17:20に到着。
17時43分のバスに乗り、車を置いている滝尻王子で下車。車で帰宅。


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