自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年3月31日日曜日

2013年ミャンマー・タイ旅行 25日目(from Jauangkone to Pathein and Chaungtha、ジャンゴンからパテインそしてチャウンターへ)

2013年3月23日 

朝5時を過ぎて、そろそろバスを探す人が道に出てきた。
その中にパテイン行きの人がいたので、当方は安心して椅子に座ってバスを待っていた。

バスが来たと教えてくれたので、私はそのバスに乗った。

その人は、バス代が2000K(200円)と聞かされて、別のバス待った。他の会社のバスは1500Kらしい。

複数の会社のバスがあるらしく、すぐに別のバスが来て、彼の方が早く出て行った。

私が乗ったバスはここでトイレ休憩をとったので、20分程遅れて出発した。

既に通路に風呂屋のプラスチック椅子がフルに並べられている状態の満員であったが、一番後ろの風呂屋椅子に腰をかけた。

従って、この辺りは大水田地帯であるが、写真はない。

1時間程でパテインに着いたが、「パテイン行きのバスは別のバス乗り場から出る。発車時刻は8時、10時ともう一便ある。」と聞かされる。

コーヒーを飲んだ後、バイクタクシーでそのバス乗り場に向かい、10時発のバスを予約する。

1時間半程、近状を散策して時間をつぶした。

1車両の鉄道車

時計台

ここにも、謎の竹を裂いたものがあった。何に使うのか?
向こうに見えるバスが乗るバス。

10時にバスは出発。

バスはえらく古い日本製のバスであるが、椅子の下にも足元にもプラスチックのチューブで編まれた袋が置かれていた。中にはそれぞれ50Kgの米が入っている。

昨日のナパリからジャンゴンへのバスは、えらく椅子が高く、足が床に届かなかった。
今朝のジャンゴンからパテインへのバスは風呂屋椅子。
そして今度の、パテインからチャウンターへのバスは、足元に米俵が置かれているので、低い椅子となる。
この中で、最悪なのは昨日の足が届かない椅子で、やはり足でかなりの体重を支えないと、尻だけではきつい事が判った。風呂屋椅子も低い椅子も快適な感じがした。


このような川が3本あった。




ここらは水利が良いのか、この乾期でも青々とした水田が広がっていた。
植えたばかりの水田も、まもなく刈入れが行われそうな田んぼもあった。

このような道を行くのだが、アスファルトと土の部分の段差が10~30Cmある。
対向車が来てもこのバスは土の部分に降りていかず、相手の車に目いっぱい脇に行かせていた。
なぜかなと思っていたが、屋根に荷物が山積みなので、横転する心配があったのだ。

大型車が対向するする場合は、段差が10Cm位の所を探して、なんとか交していた。

問題は坂道で、やっとこそっとこギアーをローにして、目いっぱい吹かして、ノロノロと登っていた。



































橋の路面は板。



















途中、ラジエーターの水が漏れたらしく、水を全部抜き、接着剤で止めていた。
また、随分遠い所まで水を汲みに行っていた。
















随分時間がかかったが、3時頃チャウンターに着き、バスターミナルに一番近いゲストハウス(ウイリアム)にチェックイン。

シャワーを浴びた後、久しぶりに魚でビールを飲む。野菜はタイ風のパップンファイデン(空心菜のオイスターニンニク炒め)を食べる。

この2日間のバス行程は、普通の人には進められないが、マニアックの人には喜ばれると思う。
私は面白かった。

2013年3月30日土曜日

2013年ミャンマー・タイ旅行 24日目(from Ngapali to Kyaungkon、ナパリからジャンゴンへ)

2013年3月22日

今日と明日、2日かけて、ナパリからチャウンタービーチへ移動する。

下図は、バスが通ったルートであるが、これは後で調べたもので、その時はジャンゴンがどこにあるやら、どのルートを走るのか全く判っていなかった。

夕日が右側(西側)の海に沈むのが見えたので、このルートだったと推定している。
途中から海岸線を離れるが、それはバスが通れる道がないためである。

今日は、サンドウエー午後2時発ヤンゴン行きのバスに乗り、午後2時頃、ジャンゴンで下車する。

より大きな地図で ナパリからチャウンターへの道 を表示


泊まったホテルはこのようなバンガロー
ここは、大変涼しくて、ファンは全く使わなかった。
















サンドウエーはホテルから10Km程離れているが、11時にこのバス会社のバスがホテルの前を走るので、それでピックアップしてくれると言う。

サンドウエーで2時間以上待つことになるが、それに従う。

指示に従い、パスポートとビザのコピーを5枚とる。(30円)

昼飯を食べる。これで確か50円か80円だったと思う。
















場所を変えコーヒーを飲み、
















近くをぶらぶら歩いて時間をつぶす。

午後2時に出発したバスは、何度もトイレ・食事休憩をする。

 この粽のようなものは、小豆を少し入れたもち米をバナナの葉っぱでくるんだものだが、旨かった。確か10円で2個。




































































































































所々に遮断棒があり、車掌が何がしかの金を渡して通してもらっていた。
村の通行費かも知れない。
















このような道を走る。アスファルトは1車線分しか無いので、対向するときは双方路肩に出て行きかう。
土の部分が流れ出て10~30Cmの段差になっているので、屋根に大量の荷物を積んでいるバスはやっかいだ。
















1箇所だけだったが、夜中に全員バスから降ろされ、住民カードのチェックを受ける。

私に対して、「どこいきますか」と日本語で聞いてきたので、「ジャンゴーン」と答えたら、全員大笑いとなった。アクセントが違うのだろう。

この後、ジャンゴンに着いた時、多くの人が「ジャンゴーン」と私の発音を真似て送り出してくれた。

ジャンゴンは幹線の大きなバス停であり、食堂は24時間営業している。

店の人が、「どこへ行くのか」、「パテイン行きは6時に来る」と声をかけてくれる。

ただ、通過するバスをみていると、車掌がドアを開けて、乗る客を探しているが、客がいないとそのまま走りすぎて行く。

話が通じる人を探して聞いてみると、やはり乗車券を買っていると必ずそのポイントで止まってくれるが、持っていない場合は、こっちでそのバスを止める必要があるそうだ。
また、6時といっても必ず6時に来るわけではなく、5時に来たり、7時に来たりするそうだ。

バスの前面に行き先が書いてあるのだが、ミャンマー語でしか書いていない。

さて困ったと思ったが、5時を過ぎたら、全てのバスを止めてやろうと腹をくくる。

2軒程店を変えてコーヒーを飲んだが、トイレ休憩で止まったピックアップから大勢の人が降りてくるのを見ていると飽きない。

日本では6時間も待つ事は耐えられないが、ここでは苦にならず、時間は過ぎていった。


2013年3月29日金曜日

2013年ミャンマー・タイ旅行 23日目(Ngapali,Snorkeling、ナパリ、シュノーケリング)

2013年3月21日

シュノーケリングボートが4時間で2000円と安かったので、昨日申し込んでいた。

朝8時、ホテルの前のビーチから出航する。
乗り合いだと思っていたが、この船を貸切するらしい。
行き先は前方に見える島一周し、3箇所で泳がしてくれる。
















船頭と助手が付く。ビーチへの接岸、離岸にはどうしても二人要るようだ。
















1ポイント目
浅い所に、串本でもよく見る茶褐色の地味な珊瑚がビッシリとある。深い所には珊瑚はない。
無人島といっても、陸地から1000も離れていないので、透明度はもう一つ。

2ポイント目
似たようなものだが、1つのカメラが耐水であったことを思い出し、初めての水中写真を試みる。ダイビングであれば位置が安定すると思うが、泳ぎながらの撮影は難しく、ろくな写真が撮れない。



















 かろうじて、魚も撮れた。




















3ポイント目
臨時の売店があり、飲み物と簡単な食べ物があった。
金を持っていなかったが船頭に借りて、イカ焼きを食べる。
5000K(500円)と高いが、旨かった。
この売店はオンシーズンのみ開業し、オフシーズンはたたむとの事。
1月2月は中国人で賑わったそうだ。
シュノーケリング客も休憩で立ち寄るが、ボートツアーの立ち寄り場所でもある。
















この売店の前が、非常に広い珊瑚場となっており、珊瑚をみるのであれば十分楽しめる。
















































魚も撮れた。小魚が沢山集まって泳いでいたが、自動焦点ではピントが合わず。


12時にホテルの前のビーチに接岸し終了。2000円で十分楽しめた。
このホテルは全てバンガローですが、やや左前方が我がホテルです。

時々大きな波が来るので、その波に乗って一気に砂浜に乗り上げたが、船の中は水で満杯になりかき出していた。



他に、3時間トローリング、3時間底釣り、3時間ボートトリップといったメニューがある。

「明日トローリングに行かないか」と船頭に誘われたが、残念ながら明日のバスを予約している。
バスの予約を変更できたかもしれないと後で気が付いたが、非常に残念、悔いが残っている。

このビーチにはパラソルが立てられていない。
なぜかと言えば、それぞれのホテルの敷地の木陰に、客数分のチェアーが置かれている為ですそして不便な所にあるので日帰りの客が来れるビーチではなく、客が少ない為でしょう。
ここには欧米人の老夫婦が多かった。


ナパリ最後の夕日


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2013年ミャンマー・タイ旅行 22日目(Ngapali、 ナパリ)


ミャンマーの地図とこの旅行の訪問地

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2013年3月20日

朝、宿のフロントで、次の行き先のパテイン・チャウンターへバスで行く方法を聞いたが、ヤンゴンに戻ってから行くしかないと言い切る。

位置的には、ここから海岸を250Km南下した所にあるので、「南方方向に行くバスに乗り、どこかの町で乗り換えればパテインに行けるはずだから判る人に電話して聞いてくれ。」と頼むが、「電話番号を知っているか」とかえってくる。
ホテルのサービスの事が何も判っていない若い女の人が、レセプションにいるわけで、悪意で言っている訳ではないのだが、腹が立つ。

少し立派そうなホテルで聞いてみると、どこかに電話して聞いてくれ、ジャンコンという町で乗り換えればパテインに行けると教えてくれた。

詳細な時間を聞きそびれたので、2km程離れた所にあるツアー会社までピックアップで行く。(今日は黙って300K(30円)渡す)
午後2時発のバスに乗り、翌午前2時にジャンゴンに到着。午前6時にヤンゴンからやってくるパテイン行きのバスに乗り換えれば、1時間でパテインに着き、ここでチャウンター行きのバスに乗り換えると教えてくれた。

ホテルまで帰る途中、小魚を干している所が見えたのでピックアップを降りる。

















イワシの一種だと思うが日本では見かけない魚であった。ママカリかもしれない。
















乾期の田んぼは枯野原となっているが、1枚だけ緑の畑があり、ピーナツが植えられていた。
ピーナツは比較的乾燥地でも育つが、それでも水遣りが必要なので、作付け面積を増やせないのだろう。


小さな村に比較的大きな建物があったので近づいてみると、1階は広間、2階が祭壇が置かれた祈祷場であった。
ミャンマーではお寺で学ぶ子供も多いので、学校になるのかもしれない。
















昼食で食べたシーフードセット。これにフールツが付いて4000K(400円)と安い。
写真では串焼きの皿を向こう側に置いているので、小さ目に見えるが、大きな皿で量も多く、食べ切れなかったのです、
左から、大きな白身魚の切り身、イカ2串、エビ2串、カニ。
野菜炒めもボリュームがあり、ポテトチップも今揚げたもので旨かった。

































生ビールは1杯60円。
















昼食後、ビーチに出る。
この写真は、ビーチの左側であるが、長い砂浜に誰も泳いでいない。
ビーチで泳いでも面白くない。
ビーチ右側の先端に岩できた岬が200m程突き出ているので、そこに向かう。
















ビーチの右端に川があるのだが、砂で埋り、膝ぐらいの水位。
この写真では先端まで写っていないが、左端の海から2m位出た岩盤が200m程突き出している。
















岩盤の上から歩いてきた方向。
















同じ場所から、先端の方向。
この先端で海に入ろうとしたが、先端はいささか波が強く、水際にはカキがビッシリ貼り付いている。海から上がる時に取り付く適地が見つからない。
しかたなく、根元のほうに戻り、適当な所で海に入り、岩場の海をしばし泳ぐ。
陸に近いので、すごくクリアーな海とは言えないが、珊瑚もあり、小魚も泳いでいた。
















帰る途中、さっき渡った川の側で変な事をやっているのに気が付いた。
川口が砂で埋って船が通れなくなったので、川口の砂を除去しているのだそうだ。
ホース先端の吸い込み口を砂に当てて、海水もろとも吸い上げている。
二人が水に入って、吸い込み口を保持している。
(翌日チャーターした船の船頭に、この話をして、またすぐに埋るのではないかと尋ねたところ、「河口の水位は、去年の9月頃は胸まであったが、今は膝までになった」と言っていたのですぐに埋るという事だろう。)
















除去した部分と川の上流側。
















今日の夕日。
昼間、エントリーしようとした、岬(岩盤)の先端はこの位置です。