自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年3月18日月曜日

2013年ミャンマー・タイ旅行 19日目(ピー)

2013年3月17日


昨日、バスを降りた時に2日後のナパリ(歩き方ではンガパリと書いているが、地の人はナパリと発音している)行きのバス券を買った。(16000K)


地図ではピーからナパリは近いのですぐ行けると思っていたが、1日1便で夜8:30発のバスしかないという事であった。

今日は、宿の主人の進めに従い、自転車を借りてモウザ村へ行ってきた。

途中、道端の人に後どれ位かと聞くと2minと言った様に聞こえたので、2minutesかと聞き直すとそうだという振りをするので、そう思っていたが、10分経っても着かない。
後で思えば、2マイルと言ったのだ。(ミャンマーではマイルを使う事を知った)

写真を撮りながら行き、また目的地を随分行き過ぎて戻ってきたので、1時間半程かかって目的の村に着いたが、普通は40分か50分で行ける。

歩き方に、ピックアプに乗って村まで行き、そこで牛車に乗るのが良いような事を書いているが、そんな牛車等見当たらなかった。(博物館で頼めば手配してくれるのかも知れないが)

田植えが始まっており、2頭立ての牛で代掻きをしている。

















田植えをしているのは女の人ばかりである。
カフェーでコーヒーを飲みながら談笑している男を良く見かけるが、女しか働いていないのではないか、この国は。
最初に5列程手前まで植えておき、そのリード列の間隔に従って、向こうから手前に植えている。


女の子は田植えに入っているが、男の子は田植えに参加せず水遊びをしている。
遠くに見える仏塔がパヤーマー・パヤー
(これよりピーに近いパヤージィー・パヤーは、道のすぐ傍にあるのだが、行く時には気が付かず、通り過ぎた。(大きな木に隠れている)

















国道(?)
モウザ村の博物館へは、国道から右の小道に入って行くのだが、看板を見落として、20分程先まで行ってから引き返す。


















引き返す途中に立ち寄ったパヤーマー・パヤー(6~7世紀の仏塔)
















モウザ村
みんな親しげに歓待してくれるし、物価も安く良い村であった。
ちなみに、ゲストハウスで1000Kしたタバコがここでは600K。
















このチキンカレーセット(スープと雑魚の佃煮が付く)が500K(50円)

















このスイカが1個300K(30円)
この子達も遊んでくれて楽しい。
女の子は9歳という事であった。ミャンマーの子供は小柄で痩せているせいか、幼く見える。

















博物館の人。この人も良かった。
外国人の博物館の入場料が5$、王宮跡やボーボージーへの入場料も5$。
暑くなってきたので、博物館には入ったが、王宮跡・ボーボージーへは行かなかった。
両方に行くべきだった、或いは博物館を止めてボーボージーへ行くべきだったと悔やんでる。
この博物館には7~8世紀のピュー王朝時の素焼きの甕やヒンズー教と仏教の塑像のかけらが展示されていた。
いずれも最近土中から発掘されたもので、ピュー王朝は長く土に埋もれていたのだ。
長さ50cm程の鉄のペグも展示されていたが、7~8世紀のピュー王朝のものだとすると相当な技術を持っていた。館内は写真禁止。
















この竹片は、幅1cm、厚み1mmにそいだもので、向こう側にある籠の材料でもないし、屋根や壁材に使うものでもない。何人かに聞いてみたがよく判らない。この先他の人に聞いてみよう。


今まで見たバンブーハウスは、壁は竹で編んだものが貼り付けられていたが、大方の屋根はトタンが使われていた。

しかし、この作業小屋の屋根は、椰子の葉っぱを並べて折ったものの上にバナナの葉っぱを巻いたものが使われていた。
この屋根は雨漏りしないとしぐさで説明していた。トタンが普及する前の屋根はこのようなものだったのだろう。
















雨がもれても良い庇は、竹片を編んだものが使われていた。壁も同じものが使われている。
















モウザ村の子供たち

















帰り道に飲んだコーラーは300K(30円)、サトウキビジュースは100K(10円)。



ピーに戻り、シェーサンド・パヤーに登る。
市内が見渡せる小山にある非常に立派なお寺である。
四方に階段があるが、エレベーターでも登れる。


















































ここから、ピー市内が見渡せる。緑の多い町である。
向こうの大きな川がエーヤワンディー川で、大きな船が入れる。
この川を遡って、バガンやマンデールやモンユウまで外国の船が入っていったのだ。

0 件のコメント: