自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年3月17日日曜日

2013年ミャンマー・タイ旅行 18日目(インレー湖からバガンそしてピーへ)

ミャンマー地図とこの旅行での行き先
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2013年3月16日

昨夜6時に出発した夜行バスはクーラーが効きすぎて、非常に寒かった。
途中、休憩で外に出ると丁度良い気温なのに、どうしてクーラーを入れるのか解せないが、全員文句を言わずに黙って震えていた。

ミャンマー人は、お上とか権威者には文句を言わず、従順に従う傾向があるのかもしれない。

朝、4時に「バゴーだから下りろ」と言われて降りる。
バスステーションかと思ったら、そうではなく、この町の繁華街らしい。

同じバスに乗っていた日本人若者とバスステーションまで歩く。
かれは、ここからゴールデンロックを見に行く。

5時よりずっと早くバスステーションに着いたが、待ち受けていた人に呼び込まれ、ピー行きバスチケットを9000K(900円)で買った。
(未だ暗く、他の売り場は閉まっている中、ここだけ電気を付けていた)

その後、バス会社の売り場が開き、そこで値段を聞くと6000Kということであった。

今までは北部の町を歩いていたが、ミャンマーはぼったくりが無く、ネゴが要らない国だと安心していたが、ヤンゴンに近づくとそうでもなくなってきた。

6時に出発したバスに乗り、ピーには午後3時に着いた。

<バスの中での出来事>

1)通路の補助席に30歳位の女性が座っていた。
  後ろの補助席に座っていた人が降りたので、そっちへ移れと乗務員に言われたが、
  頑として その席をから動かず、人が乗り降りする度に立って道を開けていた。

  後で判ったが、その女性は自分の荷物を隣の普通席に座っている女性の足元に押し込んで
 いたので、そこから動きたくなかったのだ。(男なら荷物を蹴飛ばされる)

 私の席の一つ前の反対側の席が開いた時、通路側に座っていた若い男性が席を立って
 彼女を中に入れた。
 その時、彼女は自分の荷物を隣の若い男の足置き場に置き、自分の足が置く場所は
 十分確保して座った。
 その時、若い男は舌打ちしたが、同時に私も小さく笑い声を漏らした。
 若い男は、私の方を振り返り苦笑いをしていたが、黙って足を通路に投げ出して座った。
 
 しかし、時間が経った後、彼女と彼は普通に会話をしていた。
 
 この辺りの人は、何時までも恨み言を引きずらない気風があるように思う。

 マイペンライのタイでも、悪い事をした時,、お寺で拝んでくれば、サバイサバイとなって
 気持ちがすっきりすると言うし、

  ベトナムでもかつてアメリカにひどい攻撃を受けたにもかかわらず、今はアメリカ人の
 観光客と何のこだわりも無く接している。

 ベトナム人に反米感情は無いのかと聞いた事があるが、そんな昔の事を気にしても
 仕方がない。今は反米感情は無いとその人は言っていた。。
 アメリカに亡命しているグエンカオキ元大統領と今の政府の高官が笑って握手している
 写真が新聞に載っていたそうでもある。(そのベトナム人が言っていた話)

 その点、日本人、中国人、韓国人は、何時までも昔の事に拘るように思われる。
 しかし、思うに、三つの国のほとんどの人は昔の事などそれ程気にしていないようにも
 思われる。
 
 極一部に、何時までも拘る人がいるが、彼らの言動・行動だけが双方のマスコミで報道
 されており、その事がそういう印象を持たせているように思う。
 
 日本の右翼の1000人位の行進が、その都度、中国のテレビで報道されるし、
 右翼の人が作った教科書をみんなが使っているようにも報道される。
 人口13億の中国での1000人位のデモが日本で大げさに報道されたりもしている。

2)私の席と通路を挟んだ反対側の席に生後2ヶ月位の赤ん坊を抱いた夫婦が座って
  いた。
  彼女らが下車する時、赤ん坊を抱いた彼女が立ち上がって通路に出た後、急に
  かがみ込みそうになったので、彼女を支えようと手を出したら、私の両手に赤ん坊を
  預けてきた。
  何のことか判らなかったが、彼女は立ち上がった時に、あの腰布(ロンジー)が緩み、
  ずり落ちそうになったので、かがみこむ姿勢をしたのだった。

  彼女は、ロンジーを閉め直し、私から子供を受け取って降りていった。

  男も女もロンジーをはいているが、紐も付いておらず、きつく締めて挟み込んで
  いるだけなので、しょっちゅう緩み、締め直している。

<ロージンをはいた女子高校生>
あまり動かない彼女たちのロージンはスマートだが、自転車に乗ったり作業をすると緩むはずだ。

  














作業や運動をする時は特に具合が悪いし、ポケットもバンドもないので財布やタバコを
携行するにも不便なはずだ。

インドでも似たような腰布を巻いているが、彼らは紐、バンド、ポケットの付いたズボンの
便利さをしっているはずだと思うのだが、どうしたものなのだろう。


天秤棒で担いできて、バス休憩所でヌードルを売っている。顔にはタナカーンをべっとり。

















小鳥のから揚げ。すずめも売っていたがこの鳥は少し大きい。


ピーへの道中、道端の普通の民家。

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