自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年3月7日木曜日

2013年ミャンマー・タイ旅行 8日目(ピンウールイン)


2013年3月6日 

ここは、イギリス人が開発した避暑地だそうだが、さすがに海抜1000mの高地だけあって夜は寒かった。
ズボンと長袖を着て寝たが、夜中に寒くて目が覚めたので、やむを得ず汚い宿の毛布をかぶった。

今日は、国立植物園でのんびりする。

仏教のお寺ですが、金ぴかです。



ここでは、小柄な人(多分昔からここに住んでいた人)、チャイナ系の顔をした人、インド人系の人、ウズベキスタン辺りに居そうな顔が白くて彫りの深い人等を見かけたが、それなりに折り合いをつけて暮らしているようだ。

宗教的には、仏教、イスラム教、キリスト教の人が住んでいる。

それぞれの宗教の人と話をしたが、異なる宗教や別人種の人の悪口は言わない。
ただ、宗教も食べ物も暮らしもそれぞれ別なようで、なかなか融合はしていないようだ。
特にイスラム教の人は、仲間意識が強そうだし、集団行動も目立つ。

(イスラム教の人は、日本人は神はいないと思っているが、私たちイスラム教を信じている者は、神がいると信じているとも言っていた。)

学校もお寺も生活の仲間も別々となると、行政は慎重にやらないと問題が起きる。
偏らないように気を使っていると思うが、むしろ少数側、弱者側への配慮が必要なんでしょう。


今日は国立カンダウギー植物園(NATIONAL KANDAW GYI GARDEN)へ行ってのんびるする。

町の目抜き通りを外れると、すぐにこんな道となり、散歩に良い。


小僧さんの集団が並んで歩いてきたが、裸足なので托鉢に行くのでしょう。



彼らが歩いて来た方向に歩いて行ったが、お寺学校があった。
彼らはここの小僧さん(生徒?)でしょう。
翌日、タクシーの運転手に聞いてみたら、仏教の人は全員仏門に入るが、期間はフリーだそうだ。



まともに歩けば、時計塔から30分で着くと思うが、寄り道をしながら、ただでコーヒーを飲ましてもらったり、ホテルのルームフィーを聞いたりしながら来たので、1時間以上かかって、国立植物園に到着。

入場費は5USD。

 ミャンマーは亜熱帯から温帯までの幅の広い植物が育つようだ。
よく判らないが、色々な木が植えられている。

ただ、針葉樹は松を見かけただけで多くない。 確か、針葉樹は亜寒帯が適地なので、ここはちょっと圏外なのかもしれない。                
 

子供に晴れ着を着させて写真を撮っている。
 




子供が3人の家族の風景。みんな小奇麗な服をきているのでお金持ちだと思われます。







ミャンマー平野は広い。マンダレーはこの平野の中央にあり、ピンウールウィンはその東側の高原にある。
インド半島がぶち当たってヒマラヤが隆起した訳だが、この地図を見ると、その圧力の影響がこの辺りにもあったのかもしれない。


アフリカで発生した像が、色々な種に別れて世界中に分布した。
ミャンマーには、像の古い種の化石が発掘されているそうで、歯の化石が何点か展示されていた。 



木の化石。
触ってみても、たたいても石そのものであった。
石炭は燃えるが、この石は燃えない。何が違ったのか興味深い。


竹園には、沢山の種類の竹が植えられていた。
このように株になって生える竹をバンブーと言い、日本の竹とは種類が違う。

広義のタケの中には、日本の竹、笹、バンブーの3種類があり、竹と笹は地下茎で生育繁殖するのにたいして、バンブーは分げつ(イネ科植物の特徴で、根元付近から新芽が伸びて株分かれする事)により、根元から株立ち状になる。


でかい筍の皮もありますなあ。


各種の果樹を植えている所もある。

これは柑橘類の木



初めて見る花が多いが、この花も見たことがない。

大きな網を木の上と周囲とに張って、その中に鳥を放し飼いにしている。そのケージの中を人が歩く。
 


この鳥が飛んできたときは、ウオン、ウオンと空気が揺れているようだった。


この木の様に、今新芽が出ている常緑広葉樹が多かったが、
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落葉樹もある。
この落葉樹は今(3月初旬)紅葉している。
「なかなか寒くならないので、紅葉が遅れていたが、やっと秋がきた。」という事か?


同じ種類の木ですが、これは落葉しています。

オーキット園もある。


栽培系のランが多い。
シンピジューム系のものが多く、数は多いが種類はあまり多くない。

ミャンマーには、このような自然種が多いはずだが、あまり蒐集していない。



蝶々館があった。

この蝶はきれいだった。





見晴らし塔に登る。



見晴塔からの眺め





宿に戻ってから、バンコクで買ったズボンの裾直しに行く。
衣料品を売っている市場の2回に何十軒もの縫製屋があり、ミシンを並べている。

この人にズボンの裾直しをしてもらった。500K(50円)


昔、日本にもあった、炭を入れるアイロン。まだ使われているのだ。

お母さんのミシンのそばで遊んでいた姉妹。



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