自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年8月19日月曜日

三井寺

2,013年7月16日

京都の祇園祭を見物する為に昨夜から大津に泊まっている。
京都の宿が取れなかったので、大津にしたのであるが、JRの大津駅から京都駅まで10分だし、京阪大津線で行くと、浜大津から京都市役所前まで24分で行ける。

午前中、三井寺を見物した。

大津京が開かれた後、672年の壬申の乱で破れた大友王子の息子が父(大友王子)の霊を弔う為に建てたのがこの寺の始まりらしい。歴史のある寺だ。

天台宗の宗派対立で、山門(延暦寺)と寺門(三井寺)に分かれた後、両派の対立や源平の争乱、南北朝の争乱等による焼き討ちなどで何度も焼けたそうだ。
また、1595年に秀吉によって廃寺を命じられたこともあるが、復活し、しぶとく生き延びた。

大津には紫式部が住んだ石山寺もある。


近江八景は、「三井晩鐘」、「石山秋月」、「矢橋帰帆」、「勢多夕照」といった名がつけられている通り、その一帯の風景を愛でている。この鐘を特に愛でている訳ではない。

広重の「三井晩鐘」 保栄堂版

広重の「三井晩鐘」 魚栄版


金堂(国宝)
秀吉によって廃寺にされた後、1599年に再建された。入母屋造、桧皮葺。
灌頂堂への階(きざはし)

灌頂堂(重文)と三重塔(重文)

観音堂

観月舞台

大津の町と琵琶湖が見える。


 観音堂からの下り道
















午後、京阪大津線で京都へ向う。

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