自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2011年9月22日木曜日

2011年9月後立山縦走 4日目(五龍山荘から冷池山荘)

<後立山(栂池ー蓮華岳)縦走計画 >
1日目(9月6日):扇沢に車をデポ。 朝、始発バスで信濃大町に出て、
白馬へ電車で移動。栂池より登山開始。白馬大池(テント泊)

2日目(9月7日): 白馬大池ー小蓮華岳ー白馬岳ー杓子岳ー白馬鑓ケ岳ー天狗山荘(テント泊)

3日目(9月8日):天狗山荘ー天狗ノ頭ー不帰ノ嶮(かえらずのけん)ー唐松岳ー大黒岳ー五龍山荘(テント泊)

4日目(本日、9月9日): 五龍山荘ー五龍岳ー八峰キレットー鹿島槍ー冷池小屋(テント泊)

5日目:冷池小屋ー爺岳ー種池ー岩小屋沢岳ー新越乗越ー鳴沢岳ー赤沢岳ースバリ岳ー針ノ木 岳ー針ノ木小屋(テント泊)

6日目: 針ノ木小屋ー蓮華岳ー針ノ木小屋ー扇沢(登山終了)

より大きな地図で 後立山縦走 を表示


<4日目(2011年9月9日)のコースタイム>
6:00        五龍山荘出発
6:55-7:05   五龍岳頂上
8:05-15      ガレ場の頭(これより急降)
9:30-40     尾根
10:30-35    キレット小屋
11:55       鹿島槍北峰への分岐点
12:00       鹿島槍北峰(視界0)
12:45-13:00 鹿島槍南峰
14:10-25    冷池テントサイトの100m上
14:45       冷池小屋テントサイト

4日目(2011年9月9日)の記録と写真>

五龍山荘と五龍岳(昨日撮った写真)



6:00 五龍山荘テントサイトを出発
上の写真は昨日写したもので晴れているが、今日は朝から小雨・濃霧で、20m程先までしか見えない。
まず、五龍山荘から五龍岳まで320m登る。


6:35 雨の中、鎖場を登る。(写真は、霧が薄くなった時に撮ったもの)



7:00 五龍岳山頂(2814m)



7:30 八峰キレットに向かって、鎖場を下る。



7:50 崩壊尾根がルート


7:53



8:10 縦走路



8:15 かなり下ってきたが、さらに下る。左側(大糸線側)が崩壊しており、黒部川側は緩やかな尾根と沢。)
大糸線側の川は、青木湖の北が分水嶺で、北側は姫川として糸魚川に至る。

青木湖より南側は、高瀬川と合流し南側に流れるが、安曇野で流れの向きを300度変えて、北側に向かう。後、犀川、信濃川と名前を変えて、新潟に至る。



8:30 かなり下ったところの稜線。大糸線側は切れている。





9:25 黒部川の緩やかな尾根と沢



10:00 歩いてきた方向(五龍方向)
最鞍部の近くは崩壊稜線なので、巻きながらキレット小屋に降りるが、何箇所か鎖場がある。



10:25 キレット小屋
(よくもこんな所に小屋を作ったものだ。今は、ヘリでボッカできるが、昔、ここに小屋を作った人は大変だった。)


鹿島槍側からの写真ですが、ヘリの荷降場はシビアー。

多分、小屋の脇にある板で作ったステージに荷を下ろすのでしょう。

小屋の上にも平らにした荷降ろし場があるが、ここに荷を降ろしたら、小屋まで運ぶのが大変ですね。




12:00 鹿島槍北峰



12:45 鹿島槍南峰(ずっと、濃霧と小雨が続いています。)
13:37 降りてきた鹿島槍ヶ岳(上の方は霧で見えない)



13:47 布引山(2683m)から冷池小屋・爺が岳方向
ここまで降りてくると、下の方は雲が無いが、爺が岳も種池小屋も見えない。


明日、この尾根を歩くが、岩小屋沢岳手前の低い山が見えるだけで、鳴沢岳、スバリ岳、針の木岳は雲の中。


13:55 
雲が流れ、瞬間的に、種池小屋が見えた。



黒部川方向の斜面の眺望




14:45 冷池小屋テント場到着

テント場は、この写真を撮った地点より更に上(鹿島槍寄り)にあり、テント代を払いに随分下る必要がある。しゃくに障る。

しかし、遠いにもかかわらず、若い女の人がテント場札を回収にきた。
(他のテント場は、500円払っていなくても取立てに来なかったはずだが、唯一、このテント場だけが、無賃幕営が出来ない。)

この小屋の水は沢から汲み上げたもので、やっと塩素の入った天水を飲まなくてすむ。




今回、ブルーベリーと木苺はたらふく食べました。


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