自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2012年9月19日水曜日

2012年春旅行 67日目(バナジ、オールドゴア) India Goa

2012年5月17日 晴れ

今日は、パナジにあるゴア州政府観光局(ツーリストインフォーメーション)に立寄ったった後、オールドゴアの教会を見物。

インドへの航路をヨーロッパ人として初めて発見したとされているポルトガルのバスコダガマは、最初の航海で、モザンビーク(マダガスカルの西側)でアラブ人を水先案内に雇って、インドの南西のカリカット(ゴアの南)に1498年に着いた。

その後、ゴアを攻落して、ここが大航海時代にアジアで多くの植民地を築いたポルトガルの本拠地となる。
ゴアは交易のみならずアジアへのキリスト教布教の拠点でもあり、フランシスコ・ザビエルもゴアから船に乗って日本へやって来た。 

バスコダガマ は3回目の航海で、ゴアに着いた後、マラリアにかかって死んだ。(1524年)

 セ・カテドラル 
013-001





8:32 バスの中から
(バスを待っている人か?)
001
行きも帰りもバスを利用したが、行き返りで値段が違う。また、車掌は頑張っているが、満員になって バス代を取りきれていない。


9:59
パナジにあるゴア州政府観光局(ツーリストインフォーメーション)へ行く途中にあったモニュメント。
004

10:02 パナジ教会
パナジは、オールドゴアが疫病で廃都になった後、オールドゴアの下流に出来た町で、この町の中心にある教会。
006


中国では駅とか観光地とか観光客が集まる所に ツーリストインフォーメーションがあるので判りやすく便利だが、インドでは街中の不便な所の普通の家に入っており、看板も出していないので判りにくい。

スタッフ全員で応対してくれ、多くのパンフレットをくれて親切にしてくれたが、こんな不便な場所ではあまり人が来ないのでしょう。

インドの人と話すと、必ずインドの印象を聞かれる。リップサービスで褒めておく。

10:49
ゴア州政府観光局 で話を聞いた後、パナジ教会に戻りバルコニーから町を眺める。 
008



バナジからバスでオールドゴアへ。
バスの窓から、オールドゴアの教会が見えたので降りる。

12:13 
左聖フランシス修道院、右セ・カテドラル
012


12:16  セ・カテドラル 
ポルトガルがゴアを占領した52年後の1562年に着工され、1619年に完成。 
013-001

正面から
026


023


017


016


後方
018


019



034


037

16世紀に、ヨーラッパから遠く離れたこの地に、立派な教会を建て、 アジアで 盛んに布教していたポルトガルは、この頃この辺りで 相当儲かっていたのだ。


13:05
道路を挟んで反対側のボム・ジェズ教会に向かう。
039


ボム・ジェズ教会 の建設は1594年に始まり、1605年完成。
フランシス・ザビエルの遺体が安置されている。
042



044


048


ザビエルの棺
ザビエルは1552年に中国で亡くなったが、その遺体は石灰詰めされてここに運ばれた由。
052

ザビエルの肖像画
051



13:53 マンドヴィー川
大航海時代、この川岸に沢山の船が係留されていた。
058



16:45  カラングートビーチに戻る。

昨日エアコンのある宿を探し回っていたが、この時期非常に暑く、エアコンのある部屋は満室だった。
断られたホテルの女将さんが連れて行ってくれたこの宿は、民家の二階2室に客を泊めている。
061

ベランダからの眺め。椰子の木の100m程向こうがビーチ。
062


17:53 夕方のビーチに行ってみたが、さすがに人は少ない。
001

気温は38度を超えているので犬も動かない。
002


インドの人は、若い人も泳がない、多分泳げない。 波打ち際で遊んでいる。
004


006

昨日から、ビールが買えない。停電の為と言っているが・・・。

0 件のコメント: