自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2011年5月25日水曜日

花粉回避旅行 30日目 その3(マウンビーチ)

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2011年3月29日

Selong Belanak Beach,(クタの西12Km)
より、Mawun Beach (クタの西8Km)に戻ろうとしました。


より大きな地図で ロンボク島 を表示

13:00 この山道をバイクで走ります。



山を越えて下りると小さな村落がありますが、そういう山道のアップダウンを繰り返します。



13:02
そういえば、この日、バザールに商品を積んできたトラックが1台止まっていただけで、他の自動車には出くわしていない。






途中で、「マウンビーチはどこ?」と聞くと、「マウイビーチなら向こう。」とセロングビーチの方向を指差す。

変だなあと思いながらも来た道を戻る。
途中のガソリン屋で聞くと「マウンビーチは向こう。マウイはこっち。」と別々の方向を指差す。

Mawun とは別に、Mawi があった訳ですが、マウイはセロングの近くにあるサーフポイントでした。


13:43 マウンビーチ近くの村






14:00 マウンビーチ に到着

誰もいないし、何も無い。(ピークシーズン(乾季)でも、飲物を売る小屋があるだけらしい)





雨季ですので、海水の透明度は感動する程のものではありませんでしたが、クタビーチとは雲泥の差がありました。

半月の弧を描く静かできれいなビーチです。砂浜もきれいです。



マウン湾の出口



ビーチの右端で、漁をしている小船がありました。
こんな所で魚がとれるはずがないのにと心配になりますが、小魚がとれるのでしょう。




ビーチの後方は、牧草地です。
もう少し山側には、水田があり、道路が走っているのですが、砂浜の近くは水田に出来ないのでしょう。

ピーナツ、サツマイモ、ジャガイモ、玉ねぎ(ラッキョぐらいのサイズの赤い玉ねぎはバザールで見ましたが)等は、この地方に向いた作物だと思うのですが、見かけません。



日本の国家予算を使って発展途上国を支援するはずのJICAが、この辺りの事を気配りすべきだと思うのですが、期待はずれです。

JICAの支援プロジェクトを各国で時々見かけますが、大金を使って、極一部の人を対象としたしょうも無い事をやっているだけです。

日本語やKAIZENや5Sをごく一部の人に教えるような企画はそもそもナンセンスで、誰にも知られていないし、その国の多くの人の為になっていないと思います。

道路や建物等への中国のインフラ支援は、現地の役に立っているし、良く見えます。

また、経済進出も各地に中国人が経営する店やホテルや工場が出来ているのですから、日本の支援よりはるかに役に立っています。

彼らの貧困からの脱却は、中国のインフラ支援と中国人の経済進出と欧米人の観光客に拠っているという状況で、中国への期待は大きいのです。

JICAは、その活動の内容や予算が一般の人の目に付きにくく、外部からのチェックが甘い。

民間ではないので自分で稼ぐ必要がなく、国から使ってくれとお金が落ちてくるだけですので、対投資効果を精査する事もせず、自分達職員の既得高級待遇維持だけを考える組織に成り下がっているのでしょう。

(最近、JICAの予算は下がってきたが、案件を減らして減らしているだけで、巣食う職員の数や待遇は変わっていない。)



15:15
山際の水田地帯に戻って来ました。
刈り取りり直前の稲田の向こうでは田植えをしています。


自然と人の暮らしが調和している美しい風景です。



15:33 
この道を登ってきました。
この下に見える湾は、マウンビーチではなく、もう一つクタ側の湾です。



山越えの峠から見えた風景
(家と椰子の木が散見しますので、人が住んでいます。)




15:40
これが、クタビーチとクタ村の全景です。






17:00 クタビーチ



ここでも、50m程先の浅場で漁をしている小船が見えます。




クタの漁村の中に雑貨屋があったので買ってきました。
水(5,000ルピア)、ビール(20,000ルピア)、トマト(11,000ルピア)

ソーセージや缶詰の類は売っていないし、こっちのピーナツはまずいので、ビールのつまみになりそうなものは見当たりませんでした。




ここでビールを飲んでいると、隣の部屋にいる子が顔を出しました。


明日はこの宿を出るので、要らなくなった麦わら帽子とかヤクルトとかをあげましたが、その後、三十歳前後の男が出てきて、色々話をしました。

彼らの部屋のもう一つ向こうの部屋に、もっと年上の人が2人いて、この4人組で、ここで仕事をしているそうです。

どんな仕事かと聞くと、車を指差しましたが、車には測量用のポールが積んであるので、測量の仕事をしているようです。バリ島から来ている。

この子供は中学校を出たばかりで、最も若いスタッフという事でした。

この子に、スプーン、フォーク、缶きり等がついたスイス製のナイフとステンレスのコップとどっちが欲しいかと聞くと、ナイフを指差したので、ナイフをプレゼントする事になりました。



スコールが降ってきたので、簾を下ろしましたが、長さがちょっと違う。

自動車にしろ、日本製品は隅っこがすっきりしており、隅々への気配りが命ですが、こっちは、大雑把です。

機能に影響はないので私は良しとするのですが、日本ではクレームをつけられるかもしれません。

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