2012年5月9日 晴れ
昨夜も4時間程停電があり、ACが使えず暑かった。
今日は、釈迦が悟りを開いた後、初めて説法をしたといわれるサルナートを見物。
仏教が広く布教できた理由を考えてみたが、やはり弟子達が優秀だったのでしょう。
・釈迦の説法に説得力があった。例えば死にそうな人に、「信仰すれば死なない等とは
言わず、死ぬ事は怖くない、極楽に行ける。」てな事を言ったのか。
・釈迦が長生きし、晩年まで呆けなかった。(享年80歳)
・富裕な地域で布教し、下層者から王族まで、広い層に帰依された。
・弟子達の布教集団が組織的で強力であった。
(教義の深化が的確であり、布教の組織力も大きかった。)
サルナートはワーラーナシーの北10Kmに位置するので、オートリクサーで行く。
オートリクサーは、日本のケイヨンよりも小さく、昔のミゼットと似たサイズの三輪車。
誰かが乗っているオートリクサーに便乗する時は、10RS払えば良いが、一人で乗るときは行き先を言って値段をネゴして決める。
大概は言い値の半額まで値切れるが、今回サルナートまで150Rs(210円)。
インドはフルーツが安く、トマトは500gで20Rs(28円)。
ムールガンダ・クティー寺院の参道。
ムールガンダ・クティーは新しい寺院であったが、 この中の壁画(仏陀の生涯)は日本人が描いたそうだ。
ダメーク・ストゥーパが見えてきた。
入口は反対側らしく、フェンス際からのストゥーパ。
ダメーク・ストゥーパ の券売所で、入場券を買う。100Rs.
入り口に二人いたが、係員ではなさそうな人が入場券を渡せと言って、そのまま知らない顔をする。(半券を切って返そうとしない。)
おそらく、この券を売って稼ごうとする輩なので、この男から入場券を取り返し、半券を渡して入場する。
かつて、多くの僧院が建っていたらしい。
土の中に埋まっていたから、 この遺構が残っているのでしょう。
アショーカ王の石柱もある。
ダメーク・ストゥーパは、6世紀に建てられた由。
右側に見える黄色い塔は、ジャイナ教寺院。
一部に彫刻が残っているが、大部分は剥落している。或いは補修されている。
18世紀の写真が、後で行くジャイナ教寺院にあったが、それと比べて
相当補修されている事が判る。
ジャイナ教寺院
寺の中は写真を撮らせてくれなかったが、写真類は撮らせてくれた。
開祖は紀元前4,5世紀の人だから、仏教と同じ位の歴史がある。
現在、信者は500万人。白衣派と 裸行派 がある。
出家者のための五つの大誓戒
(1)生きものを傷つけないこと (2)虚偽のことばを口にしないこと
(3)他人のものを取らないこと
(4)性的行為をいっさい行わないこと
(5)何ものも所有しないこと
在家者は同項目の五つの小誓戒を守る。(多分、在家者の性行為は許されるのでしょう)
他宗教と比べて特徴的なのは(5)の無所有であり、とくに裸行派の出家者は着衣も持たない。
日本寺
日本寺の中は、やはり日本のお寺の雰囲気があります。
しかし、涅槃仏をこのように置くお寺を日本では見たことがない。
サルナートに考古学博物館があり、各地で発掘された石像が展示されている。
(写真は撮らせてくれない。)
7~10世紀の仏像が多いが、中に繊細な表情を持つものもあり一見の価値がある。
(石仏では繊細な細工が難しい)
イスラムの石像もある。
10,11世紀(或いは5~11世紀)に インドの仏教への弾圧があり、一掃された。
(南部のヒンズー教、北部のイスラム教からの弾圧があり、仏教徒の多くは
ヒンズー教の最下層に組み入れられたとの由)
帰り道の踏み切り
遮断棒が下りてから、なかなか列車が来ないので、自転車やバイクは渡っている。
<今日の支出> 1Rs=1.42円
昨夜も4時間程停電があり、ACが使えず暑かった。
今日は、釈迦が悟りを開いた後、初めて説法をしたといわれるサルナートを見物。
仏教が広く布教できた理由を考えてみたが、やはり弟子達が優秀だったのでしょう。
・釈迦の説法に説得力があった。例えば死にそうな人に、「信仰すれば死なない等とは
言わず、死ぬ事は怖くない、極楽に行ける。」てな事を言ったのか。
・釈迦が長生きし、晩年まで呆けなかった。(享年80歳)
・富裕な地域で布教し、下層者から王族まで、広い層に帰依された。
・弟子達の布教集団が組織的で強力であった。
(教義の深化が的確であり、布教の組織力も大きかった。)
サルナートはワーラーナシーの北10Kmに位置するので、オートリクサーで行く。
オートリクサーは、日本のケイヨンよりも小さく、昔のミゼットと似たサイズの三輪車。
誰かが乗っているオートリクサーに便乗する時は、10RS払えば良いが、一人で乗るときは行き先を言って値段をネゴして決める。
大概は言い値の半額まで値切れるが、今回サルナートまで150Rs(210円)。
インドはフルーツが安く、トマトは500gで20Rs(28円)。
ムールガンダ・クティー寺院の参道。
ムールガンダ・クティーは新しい寺院であったが、 この中の壁画(仏陀の生涯)は日本人が描いたそうだ。
ダメーク・ストゥーパが見えてきた。
入口は反対側らしく、フェンス際からのストゥーパ。
ダメーク・ストゥーパ の券売所で、入場券を買う。100Rs.
入り口に二人いたが、係員ではなさそうな人が入場券を渡せと言って、そのまま知らない顔をする。(半券を切って返そうとしない。)
おそらく、この券を売って稼ごうとする輩なので、この男から入場券を取り返し、半券を渡して入場する。
かつて、多くの僧院が建っていたらしい。
土の中に埋まっていたから、 この遺構が残っているのでしょう。
アショーカ王の石柱もある。
ダメーク・ストゥーパは、6世紀に建てられた由。
右側に見える黄色い塔は、ジャイナ教寺院。
一部に彫刻が残っているが、大部分は剥落している。或いは補修されている。
18世紀の写真が、後で行くジャイナ教寺院にあったが、それと比べて
相当補修されている事が判る。
ジャイナ教寺院
寺の中は写真を撮らせてくれなかったが、写真類は撮らせてくれた。
開祖は紀元前4,5世紀の人だから、仏教と同じ位の歴史がある。
現在、信者は500万人。白衣派と 裸行派 がある。
出家者のための五つの大誓戒
(1)生きものを傷つけないこと (2)虚偽のことばを口にしないこと
(3)他人のものを取らないこと
(4)性的行為をいっさい行わないこと
(5)何ものも所有しないこと
在家者は同項目の五つの小誓戒を守る。(多分、在家者の性行為は許されるのでしょう)
他宗教と比べて特徴的なのは(5)の無所有であり、とくに裸行派の出家者は着衣も持たない。
日本寺
日本寺の中は、やはり日本のお寺の雰囲気があります。
しかし、涅槃仏をこのように置くお寺を日本では見たことがない。
サルナートに考古学博物館があり、各地で発掘された石像が展示されている。
(写真は撮らせてくれない。)
7~10世紀の仏像が多いが、中に繊細な表情を持つものもあり一見の価値がある。
(石仏では繊細な細工が難しい)
イスラムの石像もある。
10,11世紀(或いは5~11世紀)に インドの仏教への弾圧があり、一掃された。
(南部のヒンズー教、北部のイスラム教からの弾圧があり、仏教徒の多くは
ヒンズー教の最下層に組み入れられたとの由)
帰り道の踏み切り
遮断棒が下りてから、なかなか列車が来ないので、自転車やバイクは渡っている。
<今日の支出> 1Rs=1.42円
朝食 | 60 | Rs |
水 | 20 | |
タクシー(サルナート) | 150 | |
入場券 (ダメーク・ストゥーパ) | 100 | |
博物館 | 20 | |
コーラ | 15 | |
タクシー(銀行へ) | 50 | |
タクシー(銀行から) | 50 | |
水 | 20 | |
タバコ | 50 | |
夕飯(マサラチキン) | 100 | |
夕飯(卵) | 20 | |
夕飯(リングオニオン) | 40 | |
夕飯(ビール) | 150 | |
夕飯(tax) | 46.5 | |
昼飯(ネパールセット) | 220 | |
電源コネクター | 20 | |
キャメル | 140 | |
寝台車(ワラナシー→アーグラ) | 700 | |
寝台車(アーグ゙ラ→ジャルガオン) | 1200 |
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