2012年5月26日 晴れ
5月1日、何処に行くのか、何処に行きたいのか、全くアイディアを持たずに、ネパールから陸路でインドに入った。
東に向かうか西に向かうか思案したが、最南端まで行く事に決め、25日間かかって昨日コモリン岬に到着した。
これより先が無いという所まで行ってみたいとする欲求は、自然で判り易い。
本州の東西南北の最端は行った事があるが、日本の最端となるとお金がかかりそうで行けるかどうか。
ちょとレベルが違うが、素粒子研究や最高峰登頂の発意も似たようなものかも知れない。
旅の途中、インドを一周した事のある友人が、「ハンピとコヴァーラルビーチが良かった。」とメールでアドバイスしてくれた。両所共、このルートの途中にあったので訪れる事ができた。
また、別の友人がメールで教えててくれた藤原正彦の寄稿「天才を生む土壌(http://rainy.seesaa.net/article/421077.html)」に、天才数学者ラマヌジャンを生んだクンパナコムは美しいと紹介されているので、この後クンパナコムへ行き、その他のインド南東の町々も回ってチェンナイまで行く事にする。
今日は、マドゥライまでの移動。
路線バスを乗り継いで行く事もできるが、13時発の直通バスがあったので、昨日予約していた。
より大きな地図で Travel route on 2012 を表示
朝、海岸に下りて、漁港を散策。
7:56
網を繕う男達の後方は、ヴィヴェーカーナンダー像。
小さな船に5人乗って出漁。
7:57
網を畳み直して出漁の準備をしている。
7:58
帰ってきた船から網を降ろし、魚を取り外しているが、小魚が少し獲れただけ。
8:00 小魚の乾燥
この辺りでちょっと沖に出れば良い漁場があるはずで、もっと大きな魚が獲れると思う。
しかし、彼らはそう沖には出ないで、陸から動作が見える所で網を入れて、チョロチョロとした漁をしている。
(ホテルのレストランには、もっと大きな魚があったので、海には良い魚があり、たまには取れているのだと思うが。)
この辺りの海岸沿いに住んでいる人は魚を食べているが、ほとんどのインド人は魚も肉もを食べない。需要が少ないので、漁業技術が発展しないのかもしれない。
インド洋はマグロの延縄やまき網の漁場であり、日本や台湾の魚船がスマトラ島に寄港基地を作り、現地の人を雇って漁をしている。
インドは、内需が無いとしても、輸出の為の漁業を考えたらどうかと思うが、もったいない。
8:08
この人達は、ヴィヴェーカーナンダー像がある島へ渡る為に並んでいる、巡礼者、観光客。
13時にマドゥライ行きのバスが出発
13:19
13:37 タミルナドゥ州の風力発電
進行方向の右側も左側も、霞んで見えない所まで、風車が並んでおり、進行方向も走行30分位の間、風車ゾーンが続いていた。
この辺りは、高確率で風が吹くらしく、風力発電の適地とされている。
2008年9月年の、ここタミルナドゥ州の風力発電出力は、4,067MW(全国では9,000MW)との事。4,067MWは、黒部ダム発電所の出力の12倍。
インドの風と土地の広さを体験すると、日本は風力発電には向かないような気がした。
14:34
風力発電用の土地かもしれないが、インドにはこのような荒地が多い。
放牧でもすれば良いのにと思うが、肉を食べない為か牛や羊の姿を見かけない。
栄養失調の人がかなり多いとされるインドで、かの妙な戒律・習慣は人の為になっていないと思うのですが。
14:34
座席の数しかチケットを売っていないと思うのですが、どういう訳が乗客数が多く、最後尾のシートに6人座る事になった。
左端が中学生で、右端が私、その間に小結クラスの巨漢女性3人が座り込んできた。
背もたれに全員もたれられる幅がないので、誰かが前かがみになって背もたれを譲る必要があった。
巨漢3人組は堂々と背もたれを占拠するので、私が背もたれから背を離して前かがみになっていた。
難渋していたのに、更に赤い服を着た巨漢女性がうつらうつらしながら、私にもたれかかってきたのだ。
14:49
14:58
放牧されている牛があった。
大概のインド人は肉を食べないが乳製品は食べている。従って何処かで牧畜をやっているはずだと思っていたが、初めて放牧を見た。
しかし、搾乳するだけで、肉を食べないで処分するのであれば、いかにも勿体ないし、どこか不自然な感じがする。
一部に肉を食べる人がいるように思うが、どうなんでしょうか。
17:36
ヤギが家の前に繋がれていた。
イスラム教の人かもしれないが、ゴートを食べる人がいるのだ。
17:37
向こう側は、海ではなく、湖。
17:42
17:58 マドゥライに到着
18:01
マドゥライは、人口110万人の古都。ヒンズー教の巡礼地でもあり、商業都市でもある。
19:21
宿で教えてもらったノンベジフード店へ行く。
夕飯時で、ベジフード店は人が入っているのに、この店は誰もいなかった。
(インドでは、街を歩いてもあまり食堂を見かけない。また、酒を飲まないので、宴会で盛り上るといった事がない。)
マトンのから揚げと野菜サラダと店長お勧めのチキン入りチャーハン(炊き込みご飯風で美味しくなかった。)
ビールを置いていなかったので、教えてもらった酒屋で買ってきたが、この店はここで飲ましてくれた。
5月1日、何処に行くのか、何処に行きたいのか、全くアイディアを持たずに、ネパールから陸路でインドに入った。
東に向かうか西に向かうか思案したが、最南端まで行く事に決め、25日間かかって昨日コモリン岬に到着した。
これより先が無いという所まで行ってみたいとする欲求は、自然で判り易い。
本州の東西南北の最端は行った事があるが、日本の最端となるとお金がかかりそうで行けるかどうか。
ちょとレベルが違うが、素粒子研究や最高峰登頂の発意も似たようなものかも知れない。
旅の途中、インドを一周した事のある友人が、「ハンピとコヴァーラルビーチが良かった。」とメールでアドバイスしてくれた。両所共、このルートの途中にあったので訪れる事ができた。
また、別の友人がメールで教えててくれた藤原正彦の寄稿「天才を生む土壌(http://rainy.seesaa.net/article/421077.html)」に、天才数学者ラマヌジャンを生んだクンパナコムは美しいと紹介されているので、この後クンパナコムへ行き、その他のインド南東の町々も回ってチェンナイまで行く事にする。
今日は、マドゥライまでの移動。
路線バスを乗り継いで行く事もできるが、13時発の直通バスがあったので、昨日予約していた。
より大きな地図で Travel route on 2012 を表示
朝、海岸に下りて、漁港を散策。
7:56
網を繕う男達の後方は、ヴィヴェーカーナンダー像。
小さな船に5人乗って出漁。
7:57
網を畳み直して出漁の準備をしている。
7:58
帰ってきた船から網を降ろし、魚を取り外しているが、小魚が少し獲れただけ。
8:00 小魚の乾燥
この辺りでちょっと沖に出れば良い漁場があるはずで、もっと大きな魚が獲れると思う。
しかし、彼らはそう沖には出ないで、陸から動作が見える所で網を入れて、チョロチョロとした漁をしている。
(ホテルのレストランには、もっと大きな魚があったので、海には良い魚があり、たまには取れているのだと思うが。)
この辺りの海岸沿いに住んでいる人は魚を食べているが、ほとんどのインド人は魚も肉もを食べない。需要が少ないので、漁業技術が発展しないのかもしれない。
インド洋はマグロの延縄やまき網の漁場であり、日本や台湾の魚船がスマトラ島に寄港基地を作り、現地の人を雇って漁をしている。
インドは、内需が無いとしても、輸出の為の漁業を考えたらどうかと思うが、もったいない。
8:08
この人達は、ヴィヴェーカーナンダー像がある島へ渡る為に並んでいる、巡礼者、観光客。
13時にマドゥライ行きのバスが出発
13:19
13:37 タミルナドゥ州の風力発電
進行方向の右側も左側も、霞んで見えない所まで、風車が並んでおり、進行方向も走行30分位の間、風車ゾーンが続いていた。
この辺りは、高確率で風が吹くらしく、風力発電の適地とされている。
2008年9月年の、ここタミルナドゥ州の風力発電出力は、4,067MW(全国では9,000MW)との事。4,067MWは、黒部ダム発電所の出力の12倍。
インドの風と土地の広さを体験すると、日本は風力発電には向かないような気がした。
14:34
風力発電用の土地かもしれないが、インドにはこのような荒地が多い。
放牧でもすれば良いのにと思うが、肉を食べない為か牛や羊の姿を見かけない。
栄養失調の人がかなり多いとされるインドで、かの妙な戒律・習慣は人の為になっていないと思うのですが。
14:34
座席の数しかチケットを売っていないと思うのですが、どういう訳が乗客数が多く、最後尾のシートに6人座る事になった。
左端が中学生で、右端が私、その間に小結クラスの巨漢女性3人が座り込んできた。
背もたれに全員もたれられる幅がないので、誰かが前かがみになって背もたれを譲る必要があった。
巨漢3人組は堂々と背もたれを占拠するので、私が背もたれから背を離して前かがみになっていた。
難渋していたのに、更に赤い服を着た巨漢女性がうつらうつらしながら、私にもたれかかってきたのだ。
14:49
14:58
放牧されている牛があった。
大概のインド人は肉を食べないが乳製品は食べている。従って何処かで牧畜をやっているはずだと思っていたが、初めて放牧を見た。
しかし、搾乳するだけで、肉を食べないで処分するのであれば、いかにも勿体ないし、どこか不自然な感じがする。
一部に肉を食べる人がいるように思うが、どうなんでしょうか。
17:36
ヤギが家の前に繋がれていた。
イスラム教の人かもしれないが、ゴートを食べる人がいるのだ。
17:37
向こう側は、海ではなく、湖。
17:42
17:58 マドゥライに到着
18:01
マドゥライは、人口110万人の古都。ヒンズー教の巡礼地でもあり、商業都市でもある。
19:21
宿で教えてもらったノンベジフード店へ行く。
夕飯時で、ベジフード店は人が入っているのに、この店は誰もいなかった。
(インドでは、街を歩いてもあまり食堂を見かけない。また、酒を飲まないので、宴会で盛り上るといった事がない。)
マトンのから揚げと野菜サラダと店長お勧めのチキン入りチャーハン(炊き込みご飯風で美味しくなかった。)
ビールを置いていなかったので、教えてもらった酒屋で買ってきたが、この店はここで飲ましてくれた。
0 件のコメント:
コメントを投稿