自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2011年4月16日土曜日

花粉回避旅行 17日目その1(ボルブドール)

2011年3月16日

今日は、ボルブドールとブランバナンを見物。

「運転免許を持っていないがポリスは大丈夫か」とレンタル屋の親父に聞いたところ、「ホテルに置いていると言えば良い。大丈夫だ。」との事だったので、自由度があるレンタルバイクで行く事にする。

レンタル代(60000IDR)、ガソリン代(12000IDR)で、700円位でした。



より大きな地図で ジャグジャカルタ、ボルブドール、ブランバナン を表示



10:00 ジャグジャカルタ(現地では”ヨグヤカルタ”と発音)出発。

今、気がついたが、正面奥にメルバム山、看板に隠れているがムラピ山が見える。



アップ



稲刈り(穂先から30cmのところを鎌で刈りとり、袋に入れていました。)



隣の田んぼは、田植え直後です。



噴煙も見えるムラピ山 



11:27 ボルブドールに到着



大仏建立(752)と同時期の8世紀に建立。
この頃、ジャワにも大乗仏教が布教されていたのだ。
が、すぐ後にまたヒンズー教に戻り、プランバナン寺が作られた。

この遺跡は長く土(火山灰?)に埋もれていたが、1814年に発見され、1911年に復元工事が完了。

入場料は、インドネシア人の10倍以上の150,000IDR(1500円)と高いが、観光税も払わず遊ばしてもらっているので良いと思います。



土盛りした丘の上に建てられていると思ったのですが、



後側に回るとこんな様子ですので、丘の上に建てられているのです。



こういう風景の中にぽつんと建っているのですから、かっこいいです。



この石積みの遺跡は、底面から上まで全て石で出来ていると思っていたのですが、土で盛った山の周囲に石を積み上げたようで、芯の方は土のようです。



ボロブドゥールの構造は、仏教の三界をあらわしているそうで、下から、基壇は人間のいる欲界、その上は神と人間が触れあう世界である色界、さらに、その上部が神のいる無色界の由。


この遺跡には仏教に関する物語の場面を描いたレリーフが 1460枚、その間を飾る装飾用のレリーフが 1212枚、合計 2672枚のレリーフがある。

これらのレリーフは方形六層の回廊の内側 ( 建物側 ) にある主壁と、外側にある欄楯 ( らんじゅん ) にはめ込まれており、釈迦の生涯をはじめとする様々な物語を描いている。
詳述すると 4つの仏教経典を題材としており、それぞれ分別善悪応報経 、方広大荘厳経 、本生譚・譬喩経 、華厳経入法界品 だそうです。


基壇 一辺115mの方形ですから、結構大きいのです。



釈迦の逸話を表現しているのでしょうがわかりません。



象に挟まれて、人が隙間なく立っているが、何が言いたいのか?



いい加減に積んだところも結構あります。



何を表現しているのか判りませんが、緻密なレリーフです。










最上部にある仏塔







隙間なく石が敷かれた面の上に、隙間を空けて並べた石の上に回廊の石が敷かれているのです。
雨の流路を考慮しているのか?



階段




色々、見た事がない花が咲いていました。






常夏の国の常緑樹は、落葉とか新芽があるのかと思っていたが、これはドハデな新芽です。


これも新芽です。
熱帯の新芽はすぐに濃い色に変わるので、新芽と判る期間が短いのです。



帰り道、道を間違えて遠回りしてしまい、マゲランの街を放浪。
イスラムのモスクです。

0 件のコメント: