自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2011年4月3日日曜日

過度な消費削減マインドの懸念と気仙沼に入った友人からのメールの転載

昨日、1ヶ月ぶりに日本に帰った日の第一印象を

「日本は活気が無い。暗い。店には物がない。」

と書いたのですが、良く見てみると、ちょっと違っていたようです。

1)活気が無い。

→これは、間違っていないと思います。

 この第一印象は、店に買い物客が少なかった事と店員さんの威勢のよい掛け声が無くなって
 いる事
に起因していると思います。

2)暗い

→通っているスポーツジムも店も照明を落としており、確かに暗くなっている。

 電力の供給不足で制限がでているのかと思ったが、未だ制限はなく、自発的に暗くしているとの事
 ですね。

3)店には物がない。

→これは間違っていました。
 初日は、たまたま買いたかった納豆がなかっただけで、他の物は十分ありました。
 少なくなっているのは、商品ではなく、買い物客でした。



*これ程、極端に消費削減マインドが蔓延すると、景気への影響が心配です。

*4月1日に気仙沼に入った友人が電話をくれたが、雑音が多く、良く聞き取れないので、
 メールで連絡してもらいました。


そのまま、転載させていただきます。
「今、気仙沼に居るよ。昨日4月1日の昼に気仙沼港着。
 道路は、車が一台通れる幅をつくっているが、両側には船や車や倒壊した建物の残骸、
 折れ曲がった電柱、知っているはずの町だが、何処の道か判らないぐらい。
 町は異臭と風にゴミが散乱している。
 湾の彼方此方に日本アメリカの軍艦が停泊している。
 現状は町の整理より、行方不明者の海での捜索、陸での捜索を優先している為、残骸の整理
 には着手していない。
 市内の一部に電気が点いたが今居る唐桑には10日過ぎの予定。
 生活物資は思ったより入っている。
 漁港の全てが壊滅していた。
 昨日今日は幼稚園児の避難所にお菓子としまじろうのおもちゃとDVDを届け、女房の
 実家のご近所に電池ロウソクホカロンを配り、市会議員と会って現状況を聞いた。
 明日は陸前高田に行ってお菓子を園児の行る場所に届けて来る予定。
 町の廃材の整理は自衛隊が行うらしい。
 ライフラインは復旧してきている。
 取りあえず報告!5日に帰ります。そのとき会おう!」

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