2012年春旅行 14日目（鳳凰から壊化、昆明行き夜行電車）

2012年3月25日　晴れ
 

11時発の壊化行きバスに乗った。

鳳凰は四方を山に囲まれた小さな盆地なので、他の町へ行くにはどの方向でも峠越えがある。
 

出発してすぐに、工事中で一車線になっている所があったが、双方から見境なく突っ込んでくるので、完全に身動きできなくなり、３０分程止まった。 

バス道は悪かったが、いたるところで、細かな地形に追随したぐにゃぐにゃ道ではなく、トンネルと高い橋で出来た真っ直ぐな道が新たに作られていました。

 

 

鳳凰11時発のバスに乗って、壊化には14:15に着いた。

乗車券を買う時、「壊化」と書いて示したところ、若い人は首を傾げていたが、簡体字の壊は、りっしん偏に「不」。

（杯に似ているが、木へんの部分がりっしん偏）

火車（日本の汽車）の発車時刻の16:04まで、2時間もあるのでビールと昼飯で時間をつぶした後、



15時頃、壊化駅に行ったところ、予約した南京から来る電車は２時間遅れとの表示があり、「事故があって列車がスローになって遅れた」と身振りで教えてくれた。

１昨日、武陵源で出会ったベトナムの娘さんは、昨夜この電車に乗って南寧に向かったのだ。




仕方がないので、待合室から外に出て、駅前広場でみかんを食べたりストレッチをしたりして時間をつぶす。

添えている葉っぱは桑でないのですが、 姿も味も桑の実でした。




この間、生乾きのままザックに入れていた下着や靴下を壊化駅前広場の真ん中で干す。

随分南に下ってきたようで、この辺りは西日は日差しが強く、顔が日焼けで強張ってくる。

また、Tシャツで丁度良い。
 

とにかく、2時間遅れで昆明行きの列車は出発した。


車窓の風景