自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2012年6月29日金曜日

2012年春旅行 29日目(成都市内、青羊宮、百花潭公園、錦里)


2012年4月9日

中国に入国して25日目ですが、この後ネパールに入り、エベレストトレッキングをする予定です。

青蔵鉄道でラサに入り、陸路でネパール入りをしたかったのですが、1人だとチャーター車とガイド代が割高になるのであきらめました。

次案として、青蔵鉄道でラサに入り、ラサから飛行機でカトマンズに出たかったのですが、成都でのビザ延長は5日もかかると聞いて、面倒くさくなり、明日成都からカトマンズへ飛行機で移動する事にしました。

従って、今日で成都とお別れです。

具体的な計画を立てていなかったのですが、結局、今回の旅行の行程は次のようになりました。

より大きな地図で Travel route on 2012 を表示



<成都散策>
成都の近辺は見所が多いのですが、今回3回目ですので、九賽湖、黄龍、峨嵋山、楽山大仏、三星堆や市内の杜甫草堂や武候祠は行った事があるので、今日は青羊宮、百花潭公園、錦里等を回りました。


青羊宮
道教のお寺です。唐代に建立されたが現在の建物は清代に建てられたもの。

大辞林によると、道教とは、「不老長生をめざす神仙術と原始的な民間宗教が結合し、老荘思想と仏教を取り入れて形成されたもの。後漢末の五斗米道(ごとべいどう)に起源し、のち次第に宗教の形を整え、中国の民間習俗に強い影響力をもった。」との事です。
まあ、「祈祷による治病」で出発した宗教だと思います。
門を入るとこんな間隔で、建物、庭、建物、庭、建物、・・・・と続きます。

誰を奉っているのか判りません。


中国で、天井を張っている昔の建物を見たことがない。


八卦亭


道教の神さんか仙人を奉っているのだと思うのですが。


後ろの壁の絵をアップしてみると、下の方に鶴が描かれており、その上で、変な動物に乗った人が剣で戦いをしています。こういう何でもありが道教なんでしょう。


唐王殿
唐の高祖や太祖が祭られている。

道士が祈祷しているのか?


この寺の中に、大勢の人が茶を飲みながらまったりする場所がありました。
この人たちは、有料門の横の通路から出入りしていますので無料です。

この字は、「道」です


  
<百花潭公園> 青羊宮の隣にあった。


中国には子供の為の公園は見かけないが、この公園の中にも、木陰の下でお茶が飲める場所が何箇所もあり、大勢の人が利用している。

日本には年寄りがまったりできる場所が無いので病院等が混むそうだが、毎日暇がある人を対象にして、街中にこういう公園を作ってはどうか。

日本の公園は、利用している人が少ない。

柳の柳絮(りゅうじょ)が沢山飛んでおり、池にも浮かんでいました。
柳絮は種を運ぶ綿毛の事ですが、日本では「辺り一面の柳絮」といった風景に遭遇することが少ない。
日本では柳絮を持つ木が少ないのでしょう。

















<省直属の四川体育学院>

赤幕に「普通高校体育専業招生考試・・」と書かれている。

中国人の友人から、「普通の学校からは、スポーツ選手を養成する学校には行けない」と聞いていたが、普通高校生も受験できる機会があるようだ。
(普通高校の体育科の生徒だけが受けられるのかもしれない。後で聞いてみよう。)

中国では、素質のある子が選抜され、幼少の頃から業余体育学校で鍛えられるシステムがある。


胡麻入り白玉団子を浮かべた醪糟湯圆
 武候祠西南門の近くの店で食べたが、あっさりとうす甘く美味しかった。

<錦里>
錦里という街は、秦漢の時代に興り、最も盛んな商業街で、蜀の中心地であり、唐•宋の時代には「錦里」が成都の代名詞だった。

近年、錦里という街は消えていたのであるが、観光を目的として2004年にこの街が作られた。


 中国のどの町に行っても、この種の新しく作られた古町がありますね。


ファッションにも、中国人の進取の気性(前向き思想)が伺われるように思います。

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