自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年5月20日月曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 45日目( Lanta Island,motorcycle touring、ランタ島のツーリング)

2013年4月12日

ランタ・ヤイ島のKlong Khong beach にあるモンキーバンガローに宿泊している。

ここのビーチは、干潮時に岩磯か珊瑚の残骸の磯となる。
岩磯には魚や貝がいるのでハンティング的要素もあり、砂浜より面白い。
しかし、昨日の夕方、干潮時にこの岩磯で泳いでみたが、濁っていて何も見えない。

岩だけの磯であれば水は澄んでいるのだが、ここのように、遠浅で岩か珊瑚の残骸の中に砂が堆積しているような所は砂が舞って水は濁っているのだ。














今日はバイクを借りて,最南端の国立海洋公園へ行こうと思う。

ランタ・ヤイ島の地図
この島は東西5Km,南北25Kmの細長い島。
宿泊しているモンキーバンガローは、ランタ・ヤイ島西海岸の北から1/3の位置にあるクロンコンビーチにある。
lanta-biker-map

国立公園まで西海岸を単純に南下するだけなので、海は右側に見えるはずなのだが、左側に見える事に途中で気がついた。


変だなと思いつつ、行き着くところまで行ってやれと思って走っていると、行き止まりにぶちあたった。

いつの間にか東海岸を走っており、案の定、ここは東海岸最南端のサンガウだった。

渚まで下りて行くと、村の人達が寛いでいた。
漁師村の人達であるが、手前の男の人はインドネシアからの出稼ぎだそうだ。
2004年のスマトラ沖地震の津波では、被害はなかったそうだが、この辺りまで水がきたそうだ。

東海岸を戻り、上の地図の Lanta Old Town で、山道に入り、西海岸に戻る。


このような道を走るが、この島の西海岸はリゾート施設が多いが、東海岸は漁業と農業を生業にしている人が多い。
山側には、果樹やゴムの木が植えられていた。

西海岸のこの辺りも岩ビーチですね。
ランタ・ヤイ島の西海岸は、北端のロングビーチ辺りと最南端のビーチだけが砂浜で、中央部のビーチは全て岩磯なのだ。
アンダマン海の海は吸い込まれそうに青い。

このビーチは素足で泳げそうだが、サンダルを足に縛って海に入った方が良さそう。
国立海洋公園に到着(入場料200B.)

この公園内には、広いテントサイトがあり、貸しテントもある。
レストランがあり、シャワーやトイレの設備もあるので、ここで暮らすのも悪くない。



最南端に灯台がある。



灯台から北方向(根元)の写真だが、両側に浜がある。
右側のビーチ

左側のビーチ

前方(南方)

遠くに小島が見える
小島をアップ

東側の奥にタイ本土も見える。右はンガイ島。

灯台の日陰で牛乳とパンを食べた後、東側のビーチ沿いに歩くと、原生林の山を小一時間歩くトレッキングコースがあったので登る。

先程までいた灯台がある最南端






トレッキングした後、このビーチで泳いだ。
ここも海の中は岩か珊瑚の残骸が多く、素足では入れないので、サンダルをヒモで足に縛り付けて泳ぐ。
少し沖まで泳ぎ、ひっくり返って、ただ浮いている。空しか見えないが、頭が空っぽになって気持ちが良い。
泳いだ後、レストランで食事。

ちょっとよそ見をしている間に、猿がザックを持って走り去った。
しかし、小型の猿でありいささかザックが大きすぎた為か、途中でザックを落として木に駆け上っていった。

そうこうしていると、急に涼しくなり、風が吹いて、スコールとなった。
30分ほどで止んだが、やはり乾季は終わったのだ。

判りにくいが雨が降っている写真
雨が止んだ後、国立公園を後にして、西海岸を北上する。
眺めが良く、結構アップダウンがあって、楽しいツーリングコースであった。

眺めの良いところには、大概リゾート施設が作られているが、このビーチは、未だ何も作られていなかった。破られて入れる状態ではあったが、柵はあった。

畑が見える風景は良いですね。
ビューポイントの喫茶店からアンダマン海


宿があるクロンコーンを通り過ぎて、北端のサラダンまで行ってみた。
ここは商業街であるとともに、漁港や各地に行く船の港があり、ホテルも多くささやかながら賑わっている。
長く滞在するのであれば、このような町が良い。

桟橋(PIER)があり、周辺にツーリストサービスがあったので、次の行き先について相談してみた。
Q:クラダン島、ムック島、ンガイ島でどれが一番良いか?
A:ムック島がお薦め。
(結果:ムックは本土に近く、生活ゴミも多く、あまり綺麗な島ではなかった。蚊も多かった。別の島のほうが良かったと思う。)

Q:明日(13日)から16日までソンクラン休日になるが、バンガローを予約しなくても大丈夫か?
A:予約しなくても大丈夫だ。
(結果:13日はほとんどのバンガローが満員で、空き部屋を探す為に歩き回った。)

要するに、相談した人は、最近この商売を始めたようで、本人自身はどの島にも行った事がないし、細かい事情は知らなかったようだ。
しかし、判らないと言わずに、適当に言い切る人が存在するという事について、何度も経験しているが、直ぐ忘れてしまう自身の愚かさが呪わしい。

明日10時発の船でムック島に行くことにし、ここでチケット(1700B)を購入。

ここで、日本語で話しかけられたので振り向くと、子供を抱いた若い女の人であった。(美人の日本女性)
彼女の旦那さんが、私の流暢な英会話を小耳に挟み、私が日本人だと判り、彼女に教えたそうだ。

日本人の英語を耳にすると、直ぐに日本人だと判るらしい。
そういえば、ネイティブと同じように、中途半端な声音が出せるアジア人が最近は結構いるが、私はその筆頭であるが、多くの日本人は55音以外の中途半端な声音を発する気はさらさらないようだ。
また調子(抑揚、アクセント)もネイティブの真似をしよう等と端から思っておらず、唯我独尊の傾向があるなと納得。反省しても直らない。

この20代の女性は、タイ人と結婚して、タイで何か事業を始めたいと思っていたそうだ。
ここには、たまたま旅行で来たそうだが、ここが気に入ってここに住み着く事を決意し、バンガローの事業を始めたばかりだそうだ。
1歳程の子供がいたが、子育てと宿屋の仕事は大変だなと思うが頑張って欲しい。


<ご夫婦で始めたバンガローのパンフレット>
ちょっと山手にあり、自然の中でのんびりするには良いバンガローかもしれない。300Bと安い。
















モンキーバンガローに戻る。

この辺りの人は、小鳥が好きで、沢山の鳥かごが軒下にかけている。

ここには鷹もいた。
雛の時に、椰子の木に登って獲ってきたそうであるが、これでも未だ2ヶ月位だそうだ。
頭から尻尾までの長さが、今、50cm位。

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