自己紹介

ローカルバスや汽車で移動し、現地の人が好む屋台飯を食べ、安いホテルに泊まる、お金をかけない旅行を楽しんでいます。 メジャーな観光地よりも、自然と人の暮らしが調和した山村や漁村の風景が好きです。 イソヒヨは磯で見かける鳥ですが、ブログのタイトルにした理由は特にありません。

2013年5月29日水曜日

2013年ミャンマーとアマンダイ海の旅 51日目(Sukorn Island、Crab、スコーン島、カニ漁)

2013年4月18日

スコーン島は、長さ8Km、最大部の幅3Km、人口3000人のモスリンの島。

この島の大半が平地なので、野菜畑やゴム園があり、小規模な牛とヤギの放牧地もある。
これらの生業に従事する人もいるのだが、スコーン島には、蟹漁を中心とした漁業に従事する人が多い。

豚と犬は見かけない。

リゾートも数軒あるが、雨季は閉鎖する。

今日は雨が止んだので、朝9時に蟹漁の水揚げを見物し、夕方は北端まで散策した。

より大きな地図で スコーン島 を表示

雨は止んだ。
朝、蟹漁の水揚げを見る為に、バンガローから1.5Km離れた漁師村へ行く。
島の中道を歩く。



8:00 イスラム教会


8:10 漁師村の浜に到着

8:30 小型船が出て行く。(蟹籠漁?)
エビ網漁は、昨日の夕方定置したエビ網を早朝に引き上げる。
従って、エビ網漁の船は既に出港しているが、まもなく戻ってくる。

8:40 エビ網漁の船が戻ってきた。1艘目。
魚やカニの移動する場所に網(幅1m*長さ10m~20m)を定置(底の近くに垂らして置く)して置くと、魚やカニやエビが網に絡まって動けなる。この漁法をエビ網漁と言う。

回収したエビ網を船から下ろす。

蟹やエイが見えるが、それ程大漁とは言えない。
この人の網にはあまり蟹が乗っていなかったが、生け簀から、大きなロブスターと魚を取り出して見せてくれた。
9:15
8:55 
2艘目が戻ってきたが、海底のシェルか岩に網が引っかかったらしく、網が全面的に破れていた。
高価なエビ網が大破し、修理不能、大損害である。この船には近づけなかった。
9:00 3艘目
船頭が網を担ぐ人を呼んでいたが、誰も居なかったので、私が前を担いで運んだ。
この網には蟹がびっしり絡まっており、大漁です。


一人(1艘のボート)で、2枚のエビ網を仕掛けている。



この網も大漁である。

浜の木陰で網から蟹を外す。


蟹の足を折らないように、一足、一足、丁寧に外す。

この渡り蟹の浜値は、140B(450円)/Kg と安い。
4匹買ったが、100Bでよいと言い、手足が取れていない大きな蟹を選んでくれた。

11:50
バンガローに戻って、カオパック・プー(カニ入りタイ風チャーハン)を作ってもらったが、非常に旨かった。
残りの3匹は、茹でてもらって、夕飯で食べる事にする。

自転車で島を一周しようとしたが、タイヤの空気が抜けていたので、歩いて散策する事にした。
北東の海岸沿いの道を北端まで歩き、中央部のゴム園を戻ってくる事にする。(地図参照)

16:20 バンガローを出発
道路のそばのゴム林に人が居たので話を聞く。

ゴムの木から樹液を採取する方法

1)樹皮に傷を付けて流れ出す樹液をお椀に受けるが、1週間で傷が治まり樹液が出なくなるので、1週間毎に新たな傷をつける。

2)樹液は下から上がってくるので、採取箇所は上から下へと移す。

3)図のように、円周の1/3をカットして樹液を採取する。上(2.5m)から下(0.3m)まで樹皮を剥いでしまうまでの年数は概ね7年。

4)3方向の樹皮をカットする事になるが、7年*3方向=21年間採取できる。これを越えた木は切り倒して、若い木を植える。

5)「昨日のように雨が降ると採取できないのでは?」と聞くと、「天気を読んで作業する必要がある」、「雨季のゴム採取は難しい。雨季は中断する」
16:34
北東海岸は山が海にせまっているので、人は住んでいない。
しかし、ほぼ自給自足の暮らしをしている農家が1軒あった。

鳥小屋
ヤギと牛が10頭程放し飼い、後方はゴム園、畑で野菜も作っている。


16:35 

16:37 スコーン島の東方

16:45 地図に載っていない北方の島
17:07 ポー(定置網)

17:15

17:18 最北端 前方かすかに見えるリボン島

17:27

17:27 スコーン島北端のビーチ
この散策で出合った人は、2台のバイクで来た若者4人組みだけであったが、猿股で泳いでいた。

ラオリン島

17:34

17:36
この道が無くなる所(末端)に一軒のリゾートがあったが、もう閉めていた。
そこからゴム園に入り込む。

17:47 ゴム園
ゴム園内の小道を北上しバンガローに戻ろうとするが、この道がバンガローがある村に通じているか不安になる。
日が暮れてくるし、人がいないので確認できない。
左下の赤土はアリの巣

18:11
ゴム園の中を20分か30分歩いて、向こうのゴム園から出てこれた。

18:50
この日、宿のオーナーの友人がバンコクからやってきたという事で、オーナーと友人も蟹を食べていた。

私の蟹は大きな蟹で手足の破損は無かったのだが、一緒に茹でたらしく入れ替わっていた。
しかし、この蟹は旨かった。

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