2013年4月18日
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16:20 バンガローを出発
道路のそばのゴム林に人が居たので話を聞く。
17:07 ポー(定置網)
スコーン島は、長さ8Km、最大部の幅3Km、人口3000人のモスリンの島。
この島の大半が平地なので、野菜畑やゴム園があり、小規模な牛とヤギの放牧地もある。
これらの生業に従事する人もいるのだが、スコーン島には、蟹漁を中心とした漁業に従事する人が多い。
豚と犬は見かけない。
リゾートも数軒あるが、雨季は閉鎖する。
今日は雨が止んだので、朝9時に蟹漁の水揚げを見物し、夕方は北端まで散策した。
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雨は止んだ。
朝、蟹漁の水揚げを見る為に、バンガローから1.5Km離れた漁師村へ行く。
島の中道を歩く。
8:00 イスラム教会
8:10 漁師村の浜に到着
8:30 小型船が出て行く。(蟹籠漁?)
エビ網漁は、昨日の夕方定置したエビ網を早朝に引き上げる。
従って、エビ網漁の船は既に出港しているが、まもなく戻ってくる。
8:40 エビ網漁の船が戻ってきた。1艘目。
魚やカニの移動する場所に網(幅1m*長さ10m~20m)を定置(底の近くに垂らして置く)して置くと、魚やカニやエビが網に絡まって動けなる。この漁法をエビ網漁と言う。
回収したエビ網を船から下ろす。
蟹やエイが見えるが、それ程大漁とは言えない。
この人の網にはあまり蟹が乗っていなかったが、生け簀から、大きなロブスターと魚を取り出して見せてくれた。
9:15
8:55
2艘目が戻ってきたが、海底のシェルか岩に網が引っかかったらしく、網が全面的に破れていた。
高価なエビ網が大破し、修理不能、大損害である。この船には近づけなかった。
9:00 3艘目
船頭が網を担ぐ人を呼んでいたが、誰も居なかったので、私が前を担いで運んだ。
この網には蟹がびっしり絡まっており、大漁です。
一人(1艘のボート)で、2枚のエビ網を仕掛けている。
この網も大漁である。
浜の木陰で網から蟹を外す。
蟹の足を折らないように、一足、一足、丁寧に外す。
この渡り蟹の浜値は、140B(450円)/Kg と安い。
4匹買ったが、100Bでよいと言い、手足が取れていない大きな蟹を選んでくれた。
11:50
バンガローに戻って、カオパック・プー(カニ入りタイ風チャーハン)を作ってもらったが、非常に旨かった。
残りの3匹は、茹でてもらって、夕飯で食べる事にする。
自転車で島を一周しようとしたが、タイヤの空気が抜けていたので、歩いて散策する事にした。
北東の海岸沿いの道を北端まで歩き、中央部のゴム園を戻ってくる事にする。(地図参照)
道路のそばのゴム林に人が居たので話を聞く。
ゴムの木から樹液を採取する方法
1)樹皮に傷を付けて流れ出す樹液をお椀に受けるが、1週間で傷が治まり樹液が出なくなるので、1週間毎に新たな傷をつける。
2)樹液は下から上がってくるので、採取箇所は上から下へと移す。
3)図のように、円周の1/3をカットして樹液を採取する。上(2.5m)から下(0.3m)まで樹皮を剥いでしまうまでの年数は概ね7年。
4)3方向の樹皮をカットする事になるが、7年*3方向=21年間採取できる。これを越えた木は切り倒して、若い木を植える。
5)「昨日のように雨が降ると採取できないのでは?」と聞くと、「天気を読んで作業する必要がある」、「雨季のゴム採取は難しい。雨季は中断する」
16:34
北東海岸は山が海にせまっているので、人は住んでいない。
しかし、ほぼ自給自足の暮らしをしている農家が1軒あった。
鳥小屋
ヤギと牛が10頭程放し飼い、後方はゴム園、畑で野菜も作っている。
16:35
16:37 スコーン島の東方
16:45 地図に載っていない北方の島
17:15
17:18 最北端 前方かすかに見えるリボン島
17:27
17:27 スコーン島北端のビーチ
この散策で出合った人は、2台のバイクで来た若者4人組みだけであったが、猿股で泳いでいた。
ラオリン島
17:34
17:36
この道が無くなる所(末端)に一軒のリゾートがあったが、もう閉めていた。
そこからゴム園に入り込む。
17:47 ゴム園
ゴム園内の小道を北上しバンガローに戻ろうとするが、この道がバンガローがある村に通じているか不安になる。
日が暮れてくるし、人がいないので確認できない。
左下の赤土はアリの巣
18:11
ゴム園の中を20分か30分歩いて、向こうのゴム園から出てこれた。
18:50
この日、宿のオーナーの友人がバンコクからやってきたという事で、オーナーと友人も蟹を食べていた。
私の蟹は大きな蟹で手足の破損は無かったのだが、一緒に茹でたらしく入れ替わっていた。
しかし、この蟹は旨かった。
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